笑楽日塾の事件簿blog

笑楽日塾の事件簿

就労からリタイアした、又はリタイア間近な男性に読んでいただき、リタイア後も家にこもりきりにならないで社会と繋がりを持つための参考にしていただけたら嬉しく思います。

会報誌「笑楽日塾だより⑤」

笑楽日塾では会報紙「笑楽日塾だより」を毎月発行しています。2021年3月31日発行分に荒井貞夫塾長が「1時間の差で運命を変えていたかもしれない出来事」を書かれていましたのでご紹介します。

なお、この記事は笑楽日塾だより2021年3月号に1995年3月の出来事を書かれたものです。当時の時代背景をご考慮のうえお読みください。

「1995年3月の出来事」

1995年3月20日の出来事を私は忘れられない。その朝、私の運命は1時間の差で変わった。

九死に一生と言う言葉があります。滅多に経験しない事と思います。

その日私は、朝6時に自宅からタクシーに乗って都内の箱崎エアーターミナルへ向かった。長期のインドネシア出張だった。中山道国道17号線)は戸田橋を過ぎると大渋滞でのろのろとして進まない。これではジャカルタ行きのJAL便に乗り遅れると心細くなってきた。板橋区には中山道と平行して地下鉄都営三田線が走っていた。蓮根駅に近づいた時に、運転手さんに蓮根駅へ行くように頼んだ。

このとき私はトランク、アルミの大きなビジネスケース、それにゴルフバッグを担いでいた。運転手さんが三田線のホームまで荷物を担ぎあげてくれた。大手町で丸ノ内線に乗り換えて霞ヶ関駅へ。この駅の地上への階段は狭い。トランクをホームに置いて、まずゴルフバッグを地上まで担ぎ上げ、ホームに戻って、トランクを地上へ。霞ヶ関から箱崎までタクシーでたどり着き、リムジンバスに乗った。その頃は箱崎JALのチェックインが出来たので、飛行機には間違いなく乗れることになって安心した。

その夜一泊したジャカルタのホテルで大事件を観た。

26年前の1995年3月20日朝、私が霞ヶ関駅を出てから約1時間後に、地下鉄サリン事件が起きた。

あの日、若しも、あの事件が1時間早かったら、私は事件に巻き込まれていた。

その後、21世紀に入り、インドネシアでもバリ島、ジャカルタ、ソロなどで自爆テロ事件がいくつも発生した。

インドネシアでテロに導かれる若者は少し違う。日本では裕福で有名大学の人たちがオウムに入ってしまった。ところがインドネシアでは、貧しい農村の若者がイスラム過激派のテロに狙われる。

その手口は、過激派が農村の恵まれない若者に近づいて、言葉巧みに仲間に引き込み、本人が、気がついたときは抜けられないように仕向け、自爆テロを敢行させる。インドネシアの農村の次男、三男は村に残っていても仕事がない。勇気のある者は都会に出て働く。しかし、優秀な若者にも良い仕事は見つからず、 また田舎へ戻ってくる。過激派組織はそういう若者を誘い込みテロに仕立てる。

ジャカルタで一泊して、翌朝ジャカルタからソロ空港へ。ソロから目的地マディウンまで車で3時間。翌日から仕事(ディーゼルカー64両のリハビリテーションプロジェクト。完成までに3年かかった)。休日はホテルから車で10分の所にある空軍基地の隣のゴルフ場でリラックスし、気分転換。

それから4年後にはこのマディウンという町で2007年まで8年間暮らした。あの日、1時間の違いで私は今も元気だ。その後も大きな運に恵まれた。インドネシアでのビジネスも、18才から50年間勤務した会社を退職した後も、マレーシア、エジプトなどの仕事で多くの人に助けられた。いい人に恵まれたと感謝している。

以上

 

ここからは二十四節気と七十二候です。

7月7日から7月22日の間は二十四節季の一つ「小暑」に変わり、暑さも本格的になる。梅雨明けが近付き、蝉が鳴き始め、暑中見舞いを出す頃。小暑の終わりごろに夏の土用に入る(今年の夏土用は7月20日~8月7日で、丑の日は7月30日)。風鈴や団扇、打ち水、かき氷、蚊取り線香他、邪気を払うほおずき市などはこの時期の風物詩。

七十二候も7月12日から7月17日の間は「蓮始開(はす はじめて はなさく)蓮の花が開き始める」。蓮の蕾が膨らんで花が咲き始めるが、咲いている期間は短いので観察するには要注意。蓮始開はこの時期の時候の挨拶として使うこともある。7月18日から7月22日の間は「鷹乃学習(たか すなわち がくしゅうす)鷹の幼鳥が飛ぶことを覚える」。5月~6月に孵化した鷹の雛が飛び方や、餌の取り方を学習して巣立ちの準備を始める頃。

 

なお、笑楽日塾の活動は下記ホームページに記載されていますのでご参照ください。

 

本ブログの内容は、著者の個人的見解も多く含まれており、著者の所属する笑楽日塾の意見、方針を100%示すものではありません。

会報誌「笑楽日塾だより」シニアの風⑲

2023年3月29日投稿分「笑楽日塾だより シニアの風⑱」の続きになります。

シニアの風も今回で19回目の投稿、29編目になりました。シニアの風には笑楽日塾塾生が硬軟様々な思いを書かれており、それぞれの多彩なお話しに敬服しっぱなし。今回は北島三郎の歌が大好きな塾生が、中学生時代と社会人になってから経験した思い出を紹介してくださいました。

なお、この記事は笑楽日塾だより2021年3月号にコラムとして載ったものです。当時の時代背景をご考慮のうえお読みください。(塾生全員が持ち回りで書いています)。

 

「ストレス発散、やはりカラオケ?」

私が中学に入学したばかりの1年生の春、当時3年生の声楽部部長が美人でしたので迷わず入部。どきどきしながら歌ったことを思い出します。お遊びで音楽の先生から「なんでも良いので唄え」と言われ、全員の前で唄った曲が北島三郎「涙船」。NHK「夢で逢いましょう」の番組内で、サブちゃんが唄っていたのを克明に覚えていたためです。

時は移り、住む所も変わって、社会人になってからのことです。栃木県鬼怒川沿いの釣り宿を友人が経営していましたので、時々の1泊旅行で楽しい時間を過ごしていました(2年前までですが)。いただく食事は地粉の手打ちそば、鮎の塩焼き、自家製味噌、梅干し、漬物程度でしたが何れも絶品。さらに贅沢を言えば、地元の酒蔵「松井酒造店」の銘酒「男の友情」があれば言う事なしだったのですが、叶わなかったのが残念。この地域のそばは菜切り包丁で切る「裁ちそば」。良質な水と上等な粉に加え包丁は我社の製品で良く切れる。これらの相乗効果で美味しさも倍増。

以前は気にしていなかったのですが、よく見ると広間にはDAMカラオケが据えてありました。宿の友人曰く『最近は歌う人も少なくなり、返却をすべく問い合わせたところ「全てのお支払いは済んでおりますので、ご安心してお使いください」と言われてビックリ。月に2~3回は食事に来られ、マイクを片手にお弟子さんと軽く歌われていた、日本を代表する大作曲家「船村徹先生」の仕業(笑)と分かりまたまたビックリ。感謝の気持ちでいっぱいです。』とのことでした。

この地域の地名は栃木県塩谷郡塩谷町(旧船生村)(ふにゅうと読みます)で船村先生の生まれ故郷です。作詞家の心を読んで曲を付ける。数々のヒット曲を作詞家「星野哲郎先生」とのコンビで作り上げてきました。その中の一曲で北島三郎の「涙船」に、船村先生は星野先生があきれるくらいサブちゃんの歌いだしにダメ出しをしたそうです。

歌を上手く唄うためには詩の意味を理解して、しっかり言葉を発する事が重要。私はまだまだ理解不足ですが、コロナが収束したら思い切り唄いたいなどと考えております。

以上

 

ここからは二十四節気と七十二候です。

6月21日から7月6日は二十四節季の一つで「夏至」。日本の大部分では梅雨のさなか。大阪の一部では半夏生(はんげしょう)の頃に稲の根がタコの八本足のように深く広く張ることを祈願してタコを食べる 習慣がある。関東地方には新小麦で焼餅をつくり神に供える収穫祭的な風習がある。7月7日から7月22日は「小暑」になります。

七十二候も7月2日から7月6日の間は「半夏生(はんげ しょうず)烏柄杓(からすびしゃく)が生える」。夏至から11日目にあたる半夏(7月2日頃)に葉が白くなり、花が咲くことから半夏生命名された。香川県の農家では半夏生のころ田植えや麦刈りが終わった労をねぎらう為に、うどんを食べる。7月7日から7月11日は温風至(おんぷう いたる)暖い風が吹いて来る」。まもなく梅雨も明けて本格的な夏が到来する。温風とは陰暦の晩夏に南から吹く暖かく乾いた風(フェーン現象)のこと。この頃に吹く風を「白南風 しろはえ」と呼ぶ。

 

なお、笑楽日塾の活動は下記ホームページに記載されていますのでご参照ください。

 

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大豆のお肉のキーマカレー

前回はネットで探したマルコメの「大豆のお肉入り 麻婆豆腐 の素」を購入し、食レポもどきものをご紹介しました。この時には麻婆豆腐と一緒に「大豆のお肉 キーマカレー」も注文していましたので、今回ご紹介します。

袋の表面には「大豆のお肉とひよこ豆入り 20種類以上のスパイス使用 化学調味料不使用」との文字があります。前回の麻婆豆腐は容器に書かれた商品名の後に「の素」と書かれているように、多少の調理が必要でしたが今回のキーマカレーは手間いらず。お湯で温める場合は、「封を切らずに熱湯の中に入れ、3~5分間沸騰させて温める」。電子レンジで温める場合は、「袋を開封し中身を深めの耐熱容器に移し替え、ラップをかけて1分30秒(500W)温める」。1袋は1人前入りでご飯にかけるだけ。軽く混ぜてからお召し上がりくださいとの注意書きあり。

写真は今回購入したマルコメキーマカレーで、ご飯は私が盛り付けたため整っていないのはご容赦ください。「男の料理」です。味については麻婆豆腐よりもさらに違和感なし。20種類以上のスパイス使用と書かれているのでこれが良いのかも知れません。カレーはスパイスが命。家族も「普通に美味しく食べた」とのことでした。

今回購入した麻婆豆腐とキーマカレーはミンチタイプの大豆ミート使用で調理加工品だったため、より食べやすかったものと思います。『昨年のブログには「水で戻してから調理するタイプの大豆ミートを購入。野菜と一緒に炒めて食べてみたものの味はいまいちで残念な結果。」と書きました』。これは一口サイズのもので食感が物足りないうえ、濃い目に味を付けないとうま味も不足。ただし、下記のブログにも書きましたがニッポンハムの調理加工品「から揚げ」は美味しかった。

徐々にですがステーキ肉も出始めているようです。これからは大判の肉の塊が美味しく、安価で出回ることに期待します。また、食品業界では大豆ミートに限らず植物性代替食の開発も行われているようです。ライスや麺といった主食系も大豆で作ると、カレーやラーメンなどでは不足しがちなタンパク質を摂取でき、糖質を減らせるので健康志向の方には朗報かも。

ここからは二十四節気と七十二候です。

6月21日から7月6日は二十四節季の一つで「夏至」。日本の大部分では梅雨のさなか。大阪の一部では半夏生(はんげしょう)の頃に稲の根がタコの八本足のように深く広く張ることを祈願してタコを食べる習慣がある。関東地方には新小麦で焼餅をつくり神に供える収穫祭的な風習がある。

七十二候も6月27日から7月1日の間は「菖蒲華(しょうぶ はなさく)あやめの花が咲く」。あやめの花が咲くころになり、季節は梅雨の真っただ中。「菖蒲」と「花菖蒲」は別物で、菖蒲湯に使う「菖蒲」と綺麗な紫色の花を咲かせる「花菖蒲」とは全く異なる植物。「菖蒲」はショウブ目ショウブ科。花を楽しむ「花菖蒲」は、アヤメ科の植物。7月2日から7月6日の間は「半夏生(はんげ しょうず)烏柄杓(からすびしゃく)が生える」。夏至から11日目にあたる半夏(7月2日頃)に葉が白くなり、花が咲くことから半夏生命名された。香川県の農家では半夏生のころ田植えや麦刈りが終わった労をねぎらう為にうどんを食べる。

 

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大豆のお肉入り麻婆豆腐

ネットで大豆ミート食品を探していたら、マルコメから販売されている「大豆のお肉入り 麻婆豆腐 の素」なるものを見つけ、速攻で購入しました。1パックの内容量は2~3人前で200g入り。5パック1セットで販売されており、1,152円は大豆ミートとしてお得に感じたのですが、如何なものでしょうか。

調理のためにこちらで用意するものは1パックに付き豆腐1丁のみ。作り方は、パックに入った具材をフライパンまたは中華鍋に入れ、中火でひと煮立ちさせる。カットしておいた豆腐を加え、こげつかないようにかきまぜる。中火で煮込み、再び煮立ってきたら出来上がり。または、耐熱容器にパックの具材とカットした豆腐を入れ、ラップをかけて電子レンジで4分半(500W)のチン。電子レンジの場合は「豆腐から水が出てくることがあるため軽くまぜてから食べましょう」との注意書きあり。

写真は今回購入した麻婆豆腐の素で私が調理したため、見た目が悪いのはご容赦ください「男の料理」です。冷蔵庫には小さいパックが3個セットの豆腐しかなかった為、1丁分の量が分からず3個全部入れたら豆腐の量が少し多すぎてしまったようです。味音痴な私なので偉そうな食レポは出来ないのですが、一般的なお肉とあまり遜色ないように思いました。とは言うもののネギ好きな私としては、刻んだ小ネギが少し入っていたらもっとよかったような。家族にも聞いたら「大豆ミートと聞いてから食べたのでやっぱりお肉の方が美味しいと思ったけど、知らなかったら普通に食べていたと思う」そうです。

マルコメのホームページには『味噌の主原料である大豆は、栄養が豊富。日本の食生活に欠かせない食品です。大豆をもっと手軽に、おいしく。そんな思いから生まれた「ダイズラボ」。創業から160年以上、大豆と向き合ってきたマルコメからの新提案。豆腐を加えるだけで簡単に作ることができる麻婆豆腐の素の中辛タイプです。大豆のお肉をたっぷり使用しているので、食べ応えがありながらも、ヘルシー志向の方にも嬉しい仕上がりになりました。化学調味料は使っていません。』と書かれていました。

パックの裏面に書かれていた賞味期限は2025年3月1日。ストックしておけば災害時用の保存食としても使えます。被災時のために買い置きする「非常食」と、普段少し多めに買い置きして日常に使用しながら被災時にも使える「ローリングストック」。どちらにも使えますので、消費した分を買い足すことをお忘れなく。

なお、ネット上では「高い」「安い」「美味しい」「やっぱり肉とは味が違う」「体に良さそう」などの様々な意見が載っていました。貧困のための食料不足がこれ以上広がらないためにも、大豆ミートが様々な食材として活躍できるよう、食品会社さんに頑張っていただきたいものです。

昨年の4月にはニッポンハム大豆ミート食品を取り上げていました。

 

ここからは二十四節気と七十二候です。

6月21日から7月6日は二十四節季の一つで「夏至」。日本の大部分では梅雨のさなか。太陽が最も北に寄り、北半球では夏至日(21日)が一年中で一番昼が長く夜が短い日。暑さは日に日に増していくが、日照時間は冬に向かって少しずつ短くなる。北極では太陽が沈まない白夜となり、南極では太陽が現れない極夜になる。

七十二候も6月21日から6月26日の間は「乃東枯(ないとう かるる)夏枯草(うつぼぐさ・別名かこそう)が枯れる」。冬に芽を出したシソ科のうつぼぐさが枯れて、鮮やかな色が人の目を引く夏の花が咲くころ。6月27日から7月1日の間は「菖蒲華(しょうぶ はなさく)あやめの花が咲く」。あやめの花が咲くころになり、梅雨の真っただ中。「菖蒲」と「花菖蒲」は別物で、菖蒲湯に使う「菖蒲」と綺麗な紫色の花を咲かせる「花菖蒲」とは全く異なる植物。「菖蒲」はショウブ目ショウブ科で、花を楽しむ「花菖蒲」は、アヤメ科の植物。

 

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オンライン塾会(石巻までゴルフのお手伝い・塾長のOB会出席

前回に続き5月11日(木)、定例のZOOMを使ったオンライン塾会で報告された「ゴールデンウイークは何をして過ごしたか」の4回目で、塾生E氏とF氏の2例です。

 

⑥ 塾生E氏:石巻でゴルフのお手伝い

5月7日(日)、石巻日本ゴルフツアー機構のキッズゴルフ応援プロジェクトが開催されたのでお手伝いに行ってきました。プロゴルファーの方は金谷拓実、杉原大河、米澤蓮の3名と青木功会長が参加し、未来のプロたちに丁寧に指導していました。また、ゲーム形式で行ったプロとの対決は大盛り上がり。

子ども達にはゴルフを通じて協力、誠実、我慢、思いやり、礼儀など、価値観や道徳観を養ってもらうことを目指しているそうです。

青木功会長は爪の長さに大変気を使われているとお聞きしていたので、刃物で有名な町「関で作られた爪切り」を差し上げました。後からお聞きしたのですが、「大変喜ばれていた」とのことで嬉しく思っています。

私的に楽しかったのは新幹線の「はやぶさ」に初めて乗ったこと。全席指定で快適でした。残念だったのは友人と一緒に「せっかく石巻まで来たのだから美味しい寿司を食べて帰ろう」ということでお店を探したのですが、どこも満員で入れなかったこと。

以上

 

⑦ 塾生F氏:OB会出席

5月10日(水)、東京地区の営業部門のOB会があって御徒町まで行ってきました。お昼を挟んで行った為、途中で食事や飲み物をいただきましたがスタッフは全くの人手不足。今の飲食業は人手不足で大変だと言われているので誰も文句を言わず我慢していました。そのためか、最後に幹事が頭を下げて「申し訳ありません」と言っていました。

平日のお昼時でしたがあちこちの部屋で宴会が行われており大入り満員。スタッフの人手不足はかなり深刻だと感じてきました。

以上、4回にわたって、笑楽日塾塾生の「ゴールデンウイークの過ごし方」をご紹介しました。

 

ここからは二十四節気と七十二候です。

6月6日から6月20日は二十四節季の一つで「芒種」。芒種の芒は穂先の堅い穀物(稲や麦など)のこと。梅雨時には稲作に欠かせない恵みの雨が降り田植えが始まる。梅雨時を象徴する日本固有の花「花紫陽花」も咲き始める。紫陽花は万葉集にも登場し、江戸時代に庶民にも愛される庭園植物になった。

七十二候も6月11日から6月15日の間は「腐草為蛍(ふそう ほたると なる)、腐った草が蒸れ蛍になる」。蛍は綺麗な水辺でのみで活動すると思われがちだが、野原の腐りかけた草の中でも群れて美しい光を放っている。6月16日から6月20日の間は「梅子黄(うめのみ き なり)、梅の実が黄ばんで熟す」。梅雨入りと同じ頃に梅の実は緑色から薄黄色に変わり熟し始める。この時期は湿度が高く黴(カビ)が生えやすい季節のため「黴雨(ばいう)」と呼ばれ、これを同じ音の「梅雨」と書いた。という説あり。

 

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オンライン塾会(古寺巡礼・初めて救急車で運ばれた)

前回に続き5月11日(木)、定例のZOOMを使ったオンライン塾会で報告された「ゴールデンウイークは何をして過ごしたか」の3回目で、塾生C氏とD氏の2例です。

 

塾生C氏:古寺巡礼展

恵比寿にある東京都写真美術館で写真家土門拳氏の「古寺巡礼」展を観てきました。

連休中のためか美術館までの道のりには人出があまりにも多く、コロナの感染が心配になるほど。

会場内に展示している写真は大判のものが多くあるため圧倒されっぱなし。大判で見やすいため感動の連続で素晴らしい一時を過ごしました。

土門拳は戦前から全国の仏像巡り続け、車椅子の生活になってから古寺巡礼全5集を完結させた不屈の写真家。会場には平安初期の木彫仏に魅せられて土門の写欲をそそった寺、女人高野で有名な「室生寺」のことも紹介されていました。弥勤堂の釈迦如来坐像左半面相はイベントチラシの表面を飾っています。

晩年に脳出血を繰り返した後も室生寺の門前にある橋本屋旅館に泊まり込み、雪が降るのを待ち続けた話はあまりにも有名。「念ずれば通ず」というが、ある朝目が覚めると旅館の前は待ちに待った雪景色。身体の不自由さにもめげず、弟子や旅館従業員の手を借りながら写した執念の写真が「雪の室生寺」。

 

⑤ 塾生D氏:初めて救急車で運ばれた

5月6日(土)、朝から所用で近所の公園にいたのですがお腹がチクチク痛み出し、10時30分頃には自宅に戻る。傷みは徐々に激しくなったため近くのクリニックで受診。しかし340分待ちと言われてしまい、しばらくは自宅で七点八倒。我慢できずについに救急車を呼ぶ羽目に。人生初のお世話になってしまった。

救急車の隊員は直ぐに尿路結石と判断して総合病院に連絡。時刻は既に午後で、泌尿器科の診察時間は終わっているため救急外来で受診。超音波検査、CT検査、レントゲン撮影の後「少し休んでいてください、痛みは10段階に分けるといくつですか」と聞かれるも、悶絶している最中のため答えは「9」。

検査の結果、救急外来では「石は見えませんので尿管から膀胱に落ちたようです」「ただし私たちは泌尿器科の医師ではなく、あくまでも救急班の対応ですので週明けに泌尿器科で受診してください」「痛みもなくなったようですのでお帰り頂いて結構です」「ところで今の痛みは10段階でいくつですか」と聞かれ、今度の答えは「3.5」。痛みは無くなったものの下腹辺りがもやもやとしていたため3.5と返事したが、今 では笑い話。痛み止めの薬を貰えるのかと思ったがそれもなし。

9日(火)、救急搬送された病院の泌尿器科で受信。先日救急班が検査した画像を見ながら「5㎜位の石があったが膀胱に落ち、その後おしっこと一緒に出ているな」と言われ、私が「5㎜の石が出るんですか」と聞いたら「出る出る」とあっさり。今回もまた血液検査と尿検査・CT検査・レントゲン撮影をし、来週結果を聞きに行く予定。

注意事項として「普通の生活は可能だが、なるべく水分の多い食事をするように」と言われ、「インターネットで見ると水を沢山飲んでジャンプしなさい、と書かれていますが」と聞いたら「それもあながち嘘ではない」「水分を多く飲み、トイレは我慢しないように」と教えていただきました。

皆様もお気を付けください。

以上

次回は塾生E氏とF氏による報告をご紹介します。

 

ここからは二十四節気と七十二候です。

6月6日から6月20日は二十四節季の一つで「芒種」。芒種の芒は穂先の堅い穀物(稲や麦など)のこと。梅雨時には稲作欠かせない恵みの雨が降り田植えが始まる。梅雨時を象徴する日本固有の花「花紫陽花」も咲き始める。紫陽花は万葉集にも登場し、江戸時代に庶民にも愛される庭園植物になった。

七十二候も6月6日~6月10日の間は「螳螂生(とうろう しょうず)螳螂(かまきり)が生まれ出る」。秋に木の枝などに産卵したカマキリが孵化する頃。カマキリの鎌は前足2本のことで、獲物を見つけると一気に伸ばして捕まえる。6月11日から6月15日の間は「腐草為蛍(ふそう ほたると なる)腐った草が蒸れ蛍になる」。蛍は綺麗な水辺でのみで活動すると思われがちだが、野原の腐りかけた草の中でも群れて美しい光を放っている。

 

なお、笑楽日塾の活動は下記ホームページに記載されていますのでご参照ください。

 

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オンライン塾会(サフィール踊り子号・ひたち海浜公園)

前回に続き5月11日(木)、定例のZOOMを使ったオンライン塾会で報告された「ゴールデンウイークは何をして過ごしたか」の2回目で、塾生B氏の報告2例です。

 

塾生B氏:サフィール踊り子号

何年か前から午前中にお洒落な列車が蕨を南下するのを目撃していました。先頭車の名前を読んでみたら「サフィール踊り子」と書かれていたのでびっくり。ちなみのサフィールサファイアのフランス語だとか・・・。伊豆の青く輝く海からサファイアの青を連想し、宝石のように高級感を醸し出す青色で車体も統一した特別急行列車。

写真は蕨市内を東京駅に向かうサフィール踊り子号ですが、何で伊豆の代名詞「踊り子」号が埼玉を走るのか?

実は、京浜東北線と並走している宇都宮線蕨駅には止まりません)で、大宮の先にある土呂駅近くの操車場(大宮総合車両センター東大宮センター)から、東京駅発11時の特別急行列車を回送しているとのこと。東京駅までの所要時間を考慮すると蕨通過は10時30分前後と考え、カメラを持って市内の跨線橋上で撮り鉄になってきました。遠くの操車場から運ぶんですね。

 

③ 塾生B氏:ひたち海浜公園

三年前の秋、茨城県にある袋田の滝を見た帰りに「ひたち海浜公園」に寄ってきましたが、愛用のEOS 7Dを忘れてしまいスマホでしか撮影できずに残念なことに。この時の「みはらしの丘」はコキアが紅葉していて美しかった。

今年はゴールデンウイーク前のバスツアー。4月21日に重いカメラを担いで参加してきました。南浦和駅西口⇒大宮駅東口⇒上尾駅西口⇒桶川駅西口を回ってお客を乗せ、圏央道から常磐道を通る珍しいルートです。

驚いたのは圏央道常総インターチェンジでいったん降り、すぐ側のいちご園に寄っていちご狩りをしたこと。ハウスに入って戦闘準備を整えると、天井からリフト式のいちご棚がおりてきた。ちょうどいい高さに止まってくれて摘み取りも楽ちん。

美味しさのあまりバクバク食べてすっかりご機嫌。何個くらい食べられるものかと思い10個くらいまでは数えていたのですが、熟したいちご探しに没頭してしまい後は不明。大変美味しかったいちご狩り、ごちそうさまでした。

ひたち海浜公園は前回寄った時と違い季節は春。みはらしの丘は可愛らしい色や姿をしたネモフィラで丘全体が青く彩られていました。毎年11月頃に約80人がかりで20cm間隔に種を撒き、冬の間はビニールカバーを掛けて保護しておくとか。奥の方には菜の花が咲いていて、撮影ポイントは満載。

なおこの公園にはペットの同伴が可能ですが、禁止行為などが細かく書かれた「ペット同伴誓約書」に記入、提出が必要とか。

以上

次回は塾生C氏による報告をご紹介します。

 

ここからは二十四節気と七十二候です。

5月21日から6月5日までは二十四節気の「小満」にあたり、あらゆる生命が活気にあふれる季節。麦畑は緑黄色に色付き始め(麦秋)、葉桜や柿の若葉の緑色が美しくまばゆい。6月6日から6月20日は「芒種」。芒種の芒は穂先の堅い穀物(稲や麦など)のことで田んぼでは田植えが始まる。

七十二候も6月1日~6月5日の間は「麦秋至(ばくしゅう いたる)麦が熟し麦秋となる」。麦は成熟し黄金色の穂が実る頃で、麦にとっての季節は秋。この時期に降る雨は麦雨、吹く風を麦嵐という。6月6日~6月10日の間は「螳螂生(とうろう しょうず)螳螂(かまきり)が生まれ出る」。秋に木の枝などに産卵したカマキリが孵化する頃。カマキリの鎌は前足2本のことで、獲物を見つけると一気に伸ばして捕まえる。

 

なお、笑楽日塾の活動は下記ホームページに記載されていますのでご参照ください。

 

本ブログの内容は、著者の個人的見解も多く含まれており、著者の所属する笑楽日塾の意見、方針を100%示すものではありません。

オンライン塾会(益子焼・SLもおか号) 

5月11日(木)、毎月定例のZOOMを使ったオンライン塾会が開催され、「ゴールデンウイークは何をして過ごしたか」というテーマで、皆さんから様々な報告がありました。「毎年恒例にしているイベント会場に行って来た」とか、「混雑を考慮して自宅に引きこもっていた」とか。楽しい話を沢山お聞きしましたので今回からご紹介します。

 

塾生A氏:益子焼とSLもおか号(C12)

栃木県の南東部に位置し茨城県との県境にある芳賀郡益子町(ましこまち)は、日本有数の陶器の町として知られ、一大イベントの「益子陶器市」は春のゴールデンウイークと、秋の11月3日前後に年2回開催されています。

春の益子陶器市は我が家の春の恒例行事として位置づけられているため、今年も5月3日(木)に行ってきました。今年で15回目になります。蕨駅8時22分発(京浜東北線)⇒浦和駅8時44分発(湘南新宿ライン)⇒小山駅9時45分発(水戸線)⇒下館駅10時35分発(真岡鉄道)⇒益子駅11時32分着。

陶器市の会場は駅から東に進んだ城内坂通りや里山通りがメインストリートで、両側には窯元や販売店が沢山並んでいて大変な人出でした。また気を付けていないと見逃しそうな路地にもお店があり、町全体で盛り上げていることが分かります。

益子では大勢の陶芸家が競っているため作風も多様で、お猪口、小皿、鉢、水がめ、土瓶、ポストなど様々なものが揃っています。以前手に入れた大物は玄関前に置く「ポスト」でしたが、今年は1合徳利とお猪口と小皿を購入してきました。

益子焼は伝統的に素朴なものが多いのですが、最近は若手の陶芸家が花をあしらったものなどお洒落な物にも挑戦しているように感じました。

真岡鉄道ではゴールデンウイークの期間中と土曜日・日曜日にSLが走っています。乗車するにはWeb予約や当日発行の整理券をもらっておくことが必要ですが、今回は運よく整理券なしで乗ることが出来たので、下館から益子までは郷愁にかられる「SLもおか号」の旅になりました。沿線の田んぼは田植えにはまだ早いため準備段階。水路に張られた水はキラキラ輝いて美しい。真岡線はのどかな田園地帯を走っている単線で、例年ですと沿線の民家には鯉のぼりが沢山泳いでいたのですが、今年はなぜか見かけませんでした。

蒸気機関車はC12。客車はオハ50 22。SLがプリントされた可愛いお弁当(ふるさとSL弁当)を、事前に予約しておくと列車の中で食べることもできます。なお、乗車券や整理券はいただいて帰ることが出来ますのでマニアの方には垂涎もの。

以上

次回は塾生B氏による報告をご紹介します。

 

ここからは二十四節気と七十二候です。

5月21日から6月5日までは二十四節気の「小満」になり、あらゆる生命が活気にあふれる季節になります。麦畑は緑黄色に色付き始め(麦秋)、葉桜や柿の若葉の緑色が美しくまばゆい。

七十二候も5月21日~5月25日の間は「蚕起食桑(かいこ おこって くわを くらう)蚕が桑を盛んに食べ始める」。蚕が桑の葉を盛んに食べて大きく成長する。蚕は農家の家計を助けていたため「お蚕様(おかいこさま)」と呼ばれた。青や紫などの濃い色の花が多く咲くようになり、もう少しで紫陽花も楽しめます。5月26日~5月31日の間は「紅花栄(こうか さかう)紅花が盛んに咲く」。ただし、紅花が実際に咲くのはもう少し後の6月~7月にかけてで、黄色かった花が時間と共に赤く変わっていきます。

 

なお、笑楽日塾の活動は下記ホームページに記載されていますのでご参照ください。

 

本ブログの内容は、著者の個人的見解も多く含まれており、著者の所属する笑楽日塾の意見、方針を100%示すものではありません。

 

放課後子ども教室

5月8日(月)、蕨市内の小学校で行われている「放課後子ども教室」のスタッフとして6年ぶりに参加してきました。この小学校の「放課後子ども教室」は基本毎週月曜日の午後に開かれており、近隣にお住まいの方々がボランティアスタッフとして子供達の宿題や遊びを見守るもの。

私の初参加は9年前に遡りますが、6年前からは時間の都合が付かなくなり長い間休眠スタッフ。久しぶりにお邪魔したら、令和5年度第1回の教室だったためピカピカの1年生が初々しくて可愛い。真新しいランドセルは背中で存在感を発揮し、こちらがご主人様?

6年間のブランク中には校舎の改修もあり、最初に気が付いたのはトイレが綺麗になっていたこと。床や壁はピカピカで照明は人感センサー付き。便器も新しくなっており、これではトイレの花子さんも住みにくくなったことでしょう。

令和5年度放課後子ども教室の参加者全員を体育館に集め、実行委員長から我々スタッフを紹介。その後は生徒たちの自己紹介ですが、想定通り会場は中々の賑わい。子供はじっとしているのが大の苦手だからしょうがないですね。6年経つと生徒たちも一回りし、私にとっては全員が初対面。これからは毎週会うのだから顔と名前を一致させなくては。

スタッフは14時に集合して受付の用意や専用教室の掃除、廊下のモップ掛け。14時30分頃から集まって来る生徒たちの受け入れ準備。スタッフの男女比率は半々くらいでしょうか。

7日から8日午前にかけて降った雨の影響でグラウンドは使えないため、子供たちは体育館と専用教室の間を行ったり来たり。休むことなく常に動き回っている元気な子供達だ。

最近は街中で事件が多発しているため、子供たちが移動する廊下でも不審者の侵入に気を配らなくてはならない。

教室の終了後は 16時45分頃から迎えに来る保護者に引渡しと、学童やキッズクラブに向かう生徒の引渡しが始まる。全員が帰った後はコーヒーを飲みながらのスタッフミーティング。今日の教室が無事に済んだことの確認や反省。世間話に花を咲かせて帰宅。

この小学校の放課後子ども教室には、地域活動の一環として笑楽日塾の塾生5名がスタッフの1員として頑張っています。塾生の皆さんは元気で若々しく、子供相手の奮闘ぶりは素晴らしいもの。学校によってはスタッフ不足で苦労されていると聞きます。現役をリタイアされた方が、不足しているところをカバー出来たら嬉しいですね。

以上、笑楽日塾の塾生も貢献している放課後子ども教室についてご紹介しました。

 

ここからは二十四節気と七十二候です。

5月6日から5月20日までは二十四節気の「立夏」になります。春分夏至(6月21日)の中間に当たり、暦のうえではこの日から立秋(8月8日)の前日までが夏となる。立夏とは文字通り「夏が立つ」季節で夏の兆しが見え始める頃。緑が輝き、夏の気配を感じる。水を張った田では代掻き(しろかき)が始まる。なお、5月21日から6月5日までは「小満」に変わり麦畑が緑黄色に色付き始め(麦秋)、葉桜や柿若葉など多彩な緑色が目にまぶしい季節になる。

七十二候も5月16日~5月20日の間は「竹笋生(ちくかん しょうず)、筍(たけのこ)が生えて来る」。新緑の中、竹林では筍が顔を出す頃。伸びすぎないうちに収穫し、美味しくいただきましょう。

5月21日~5月25日の間は「蚕起食桑(かいこ おこって くわを くらう)蚕が桑を盛んに食べ始める」。蚕が桑の葉を盛んに食べて大きく成長する。蚕は農家の家計を助けていたため「お蚕様(おかいこさま)」と呼ばれた。青や紫などの濃い色の花が多く咲くようになり、もう少しで紫陽花も楽しめます。

 

なお、笑楽日塾の活動は下記ホームページに記載されていますのでご参照ください。

 

本ブログの内容は、著者の個人的見解も多く含まれており、著者の所属する笑楽日塾の意見、方針を100%示すものではありません。

200回になりました

当ブログ「笑楽日塾の事件簿」も今回で200回目のアップになりました。笑楽日塾は埼玉県南部に位置する日本一小さな市で、日本一人口密度が高い都市「蕨市」で活動している男の集団です。(蕨市の面積は5.11㎢は成田空港の半分ほどで、二番目は東京都狛江市の6.39㎢。また、蕨市の人口密度は約13,600人/㎢で、二番目は東京都武蔵野市の約12,200人/㎢)。

笑楽日塾は2018年4月に『これまでの人生で知りえた知識を塾生の間で分かち合おう』『余裕の出来た時間を使って地元のお役にも立ちたい』との意気込みで立ち上げ誕生しました。当初の活動は予想以上のものでしたが2020年春から日本にも押し寄せて来た、新型コロナウイルス感染拡大の影響で行動に制限が掛かってしまいました。

このような状況下でも目端が利く塾生がおり「塾生の経験を多くの方に知ってもらうため、オンラインによる市民公開講座を開こう!」ということに。初めて経験するZoom Meetingと格闘しながらも、全20回の講座を無事に開催したことは感動ものでした。

今ではコロナ感染拡大も落ち着いてきたように見えますので、これからはオンラインではなく実際に集まって行動し、笑楽日塾にとって更に幅広い活動ができることと思います。これからも当ブログの内容の向上に努め、活動の報告を行いますのでお時間のある時にでもご覧になってください。

 

以下は第1号~1年後の第73号までですが、抜粋してご紹介します。

2020年7月18日:ブログを始めた第1号「初回のご挨拶」です。

2020年8月5日:当笑楽日塾塾長荒井貞夫を紹介しています。

2020年8月19日:オンライン公開講座を開始し、ここから20回続きました。

2021年1月20日:2018年4月22日に遡り、第1回フィールドワークを紹介しています。

2021年6月23日:定例塾会で中学3年生の相良倫子さん“生きる”が紹介されました。 

 

2021年7月21年:1年が経ち73号になりました。

私的にはボケ防止、暇つぶし、備忘録等を踏まえて書き始めたブログですが、これからも埼玉県や蕨市・笑楽日塾のことをもっと知っていただくよう続けてまいります。毎週水曜日のアップを基本とし、次の目標は300回達成。

 

ここからは二十四節気と七十二候です。

5月6日から5月20日までは二十四節気の「立夏」になります。春分夏至(6月21日)の中間に当たり、暦のうえではこの日から立秋(8月8日)の前日までが夏となる。文字通り「夏が立つ」季節で夏の兆しが見え始める頃。緑が輝き、夏の気配を感じる。空にはこいのぼりが泳ぎ、水を張った田では代掻き(しろかき)が始まる。

七十二候も5月11日~5月15日の間は「蚯蚓出(きゅういん いずる)、蚯蚓(みみず)が地上に這出る」。啓蟄より少し遅くまで冬眠しているミミズも、活動を始めて土を肥やしてくれます。5月16日~5月20日の間は「竹笋生(ちくかん しょうず)、筍(たけのこ)が生えて来る」。新緑の中、竹林では筍が顔を出す頃。伸びすぎないうちに収穫し、美味しくいただきましょう。

 

なお、笑楽日塾の活動は下記ホームページに記載されていますのでご参照ください。

 

本ブログの内容は、著者の個人的見解も多く含まれており、著者の所属する笑楽日塾の意見、方針を100%示すものではありません。

2022年度活動報告・鉄道伝説

通常総会

前回は4月13日(木)に開催した「笑楽日塾の通常総会」について少し触れました。遡ること2週間前の4月1日(土)には「笑楽日塾の記念誌第5号」を発行し、2022年度の活動報告が載っていますので一部を紹介します。

*2022年4月1日:蕨市広報誌「広報WARABI4月号」に塾生の先崎さんが登場。「輝いています 人」欄で、ものづくりの楽しさを紹介しています。

*2022年6月18日:蕨ケーブルビジョンのスタジオで塾生の荒川さんが講師になり「プロが教える美味しいビールの飲み方」を録画撮影。ビールに関するお話が7月22日から28日までウインクパラダイスで放送されました。

*2022年7月1日:塾生の先崎さんが蕨ケーブルビジョン ウインクパラダイスに登場。「わらてつまつり」の「紙電車の作り方」が放送されました。

*2022年8月5日:塾生の吉田さんが下蕨公民館高齢者学級「下蕨学園」の公開講座で、「アジアの人々の安全で豊かな暮らしの実現に向けて」と題して講演。日本人の「国際協力ODAとJICA」や「タイ・バンコクの高速道路改修工事」についてお話しされました。

*2022年8月11日:塾生の先崎さんが楽しい「津軽への旅」を解説。司馬遼太郎の「街道を行く」41巻「北のまほろば」を読み、青森行を決意したとのこと。

*2022年9月8日:塾生の清藤さんが「蕨宿本陣からの散歩・強運の大宮・氷川神社」と題しての塾内で講演。武蔵一宮氷川神社の解説から強運の氷川丸戦艦武蔵と多岐にわたってお話をして頂きました。

*2022年10月13日:不肖私めが塾内講座で「埼玉の名刹・三学院」を紹介。三学院境内散策の見どころを紹介しました。

*2022年12月8日:塾生の新井邦夫さんが埼玉県の安行を歩かれたときの様子を報告。「好天にも恵まれ、中央散歩会の皆様と一緒に約10~11キロ(1万8千歩~2万歩)の道のりをのんびり散策ができ、身近なところで素晴らしい紅葉狩りも出来ました。」と紹介してくださいました。

 

≪鉄道伝説≫

平成21(2009)年、日本で廃止になったブルートレインがマレーシアで復活したお話【鉄道伝説】が、BSフジで5月6日(土)昼13時~13時30分に放送されます。

ブルートレインは引退後マレーシアに渡って復活しました。今回の放送「鉄道伝説」はその復活を一人で支えた男、現笑楽日塾塾長荒井貞夫の物語です。是非ご覧下さい。

 

ここからは二十四節気と七十二候です。

4月20日から5月5日までは二十四節気の「穀雨」に当たります。穀雨の終わりごろ(今年は5月2日)に八十八夜があり、八十八夜に摘んだ新茶を飲むと「病気にならない」「長寿の薬」ともいわれる。5月5日は端午の節句で、鎌倉時代ごろから男の子の節句とされ、子供の成長を祝い健康を祈るようになった。なお、5月6日からは立夏に替わり、暦の上では夏が始まります。

七十二候も4月30日~5月5日の間は「牡丹華(ぼたん はな さく)牡丹の花が咲く」。力強さと優雅さを兼ね備えたうえ、小さなつぼみから大輪の花を咲かせるため、中国では百花の王といわれる牡丹が咲き始める頃。牡丹は美しく存在感があり、いつも堂々としている。

5月6日~5月10日の間は「蛙始鳴(かえる はじめて なく)蛙が鳴き始める」。冬眠から目覚めたカエルが活動を開始し、賑やかに鳴き始める。オス蛙の鳴き声はメス蛙への求愛行為のため、故意に大きな声で鳴くともいわれている。

 

なお、笑楽日塾の活動は下記ホームページに記載されていますのでご参照ください。

 

本ブログの内容は、著者の個人的見解も多く含まれており、著者の所属する笑楽日塾の意見、方針を100%示すものではありません。

通常総会・お花見・鉄道伝説

通常総会

2023年4月13日(木)笑楽日塾の通常総会がオンラインで開催され、2022年度事業報告と決算報告、2023年度事業計画と予算計画を審議。全て満場一致で承認されました。笑楽日塾は2018年4月に開塾したので、これからは第6期になります。

≪お花見≫

総会終了後には塾生3名からお花見の話がありました。 今年は桜の開花時期が異常に早かったのと週末のお天気が悪かったため、笑楽日塾としてのお花見を開催できませんでした。しかし、塾生は各自が伸び伸びと出歩き、春爛漫を楽しんでいる様子が報告されています。

一つ目は、塾生2名が参加したグループのお花見で、3月29日(火)青天の中、熊谷、深谷方面へ出かけたとのこと。青空+うすいさくら色の桜並木+真っ黄色な菜の花+緑の下草を満喫された様子を、沢山の写真と共にパワポを駆使して報告してくださいました。

二つ目は、不肖私めが4月5日のブログでご紹介した「飛鳥山の渋沢史料館と石神井川花筏」について。

東京は北区王子駅前から板橋区東武東上線中板橋駅までの間、石神井川に散った桜の花びら「花筏」を見るため歩いてきました。石神井川小平市小金井公園からスタートし、途中で石神井公園の南側を通りながら約25キロの旅を終え、北区王子で隅田川に注ぎ込み終点になります。

三つめは、塾長が3月27日に群馬県富岡製糸場近くの小幡郷ゴルフ倶楽部で、コースを回りながら堪能してきた桜。18ホール全てにさくらが植えられ、この時にはその全てが満開。ゴルフとさくらを同時に楽しんだのは初めての経験。また、前後の25(土)、26日(日)、28日(火)は雨が降ったが、ゴルフ当日の27日(月)だけ現地は快晴。本当に幸運だった。

とのことでした。

日毎に暖かさを増す時期の日本の春は、どこに行っても桜を楽しめるのが嬉しいですね。

≪鉄道伝説≫

お花見の報告後に、笑楽日塾塾長荒井貞夫からテレビ放送の案内がありました。

平成21(2009)年3月13日、寝台特急「富士」と「はやぶさ」のラストランで、東京は鉄道ファンの熱気に包まれていた。ブルートレインの愛称で親しまれ、東京と九州を結んだ長距離寝台特急がこの日で引退を迎えたのだ。

そのブルートレインは引退後マレーシアに渡って復活したが、今回放送される「鉄道伝説」はその復活を一人で支えた男(荒井貞夫)の物語。

ブルートレインがマレーシアに到着してしばらく経った、平成23(2011)年1月、鉄道車両メーカー・日本車輌製造OBの荒井貞夫のもとに、国土交通省から一本の電話があった。

ブルートレインがマレーシアで復活した歴史を語る番組【鉄道伝説】が出来ました。BSフジテレビで5月6日(土)昼13時~13時30分に放送されますので是非ご覧下さい。

 

ここからは二十四節気と七十二候です。

4月20日から5月5日までは二十四節気の「穀雨」に当たります。穀雨とは穀物にとっては天からの贈り物。耕作の準備が整った田畑に雨がやんわりと降り注ぎ、潤いと滋養が蓄積されて植物の成長を助ける恵みの雨のこと。

七十二候も4月25日~4月29日の間は「霜止出苗(しも やんで なえ いず)霜が終わり稲の苗が生長する」。日毎に暖かさが増し、早苗(さなえ)も苗代(なわしろ)から田に移し植えるころ。農家は活気にあふれて田起こしも始まり、田植えの準備に取り掛かる。4月30日~5月5日の間は「牡丹華(ぼたん はな さく)牡丹の花が咲く」。力強さと優雅さを兼ね備えたうえ、小さなつぼみから大輪の花を咲かせるため、中国では百花の王といわれる牡丹が咲き始める頃。牡丹は美しく存在感があり、いつも堂々としている。

 

なお、笑楽日塾の活動は下記ホームページに記載されていますのでご参照ください。

 

本ブログの内容は、著者の個人的見解も多く含まれており、著者の所属する笑楽日塾の意見、方針を100%示すものではありません。

第42回特別展「塚越づくし!~歴史と伝統 心意気~」

前回ご紹介しました「お釈迦さま誕生を祝う花祭り」で、定正寺他塚越稲荷神社や機神社のことにも触れました。ご当主が観音堂の中で説明してくださった時『今、蕨市立歴史民俗資料館で特別展として「塚越づくし!~歴史と伝統 心意気~」を開催している。定正寺や塚越稲荷神社・機神社からも資料を出展しているので、是非見にいって欲しい。』とのお誘いをいただきました。この特別展開催の件は以前に笑楽日塾の塾生から聞いていたのですが、改めて教えていただきましたので16日(日)に行ってきました。

「塚越づくし!」の塚越とは埼玉県蕨市の町名。市域中のJR京浜東北線の北側のこと。塚越稲荷神社境内に作られた経塚が名前の由来と言われています。

 

今回の特別展を蕨市のホームページで見ますと

開催期間:令和5年2月25日(土曜日)から令和5年4月30日(日曜日)まで

開催時間:午前9時から午後4時30分まで

開催場所:蕨市立歴史民俗資料館

対象:どなたでも

内容:蕨市塚越は、かつて「塚越村」という一つの村であり、江戸時代後期から綿織物業の栄えた地域でした。明治22年(1889)、中山道の宿場町であった蕨宿と塚越村が合併し、蕨町(現蕨市)となりました。しかし、塚越には単に蕨と一括り出来ない、塚越ならではの歴史の歩みがあります。歴史も伝統も今に息づく心意気も、全てが「塚越づくし!」な展覧会を、ぜひお楽しみください。

費用:不要

と、紹介していました。

 

歴史民俗資料館で紹介している展示品は、塚越村と蕨宿が合併して蕨町になった「塚越の歴史」。江戸時代の地誌(新編武蔵風土記稿)に書かれている言い伝え「塚越村の始まり」。塚越村は蕨宿にたびたび人馬を差し出していたため「蕨宿の助郷村として」。江戸時代後期から昭和初期まで続いた「綿織物業の隆盛」等。

また、花まつりの時にお聞きしていたように定正寺や塚越稲荷神社・機神社からも「蕨市指定文化財」が多数展示されていました。1871年に廃寺になった定正寺観音堂の本尊と伝えられる「木造聖観音菩薩像」。二代目高橋新五郎に機業を始めるよう夢で告げたと言われる「木造徳川家康座像」。神紙管領卜部兼敬より授与された「機神社幣帛」。塚越村の田畑図などを書いた資料「所持田畑小作入附 万歳帳」他見所満載でした。

 

蕨市立歴史民俗資料館はご紹介した本館の他、すぐ側に明治時代に織物の買継商をしていた家を分館として公開しており、コンパクトながらも庭園もありますので四季を通じて美しい花々を楽しめます。また、建物内部の店舗部分では嘗て織物の買継をしていた玄関先と、上がり框の間取りや帳場机、当時使われていた時代物の電話ボックスなど当時の雰囲気を味わうことができます。

本館の特別展を見た後にこの分館に寄ったのですが、目的はこの時期に飾られている武者人形の「兜」。一応野球大好き人間ですので大谷ブームに乗ってみました。ちなみに2月から3月にかけてはひな人形が飾られていました。

 

ここからは二十四節気と七十二候です。

本日で清明も終わり、4月20日から5月5日までは二十四節気の「穀雨」に当たります。穀雨とは穀物の成長を助ける雨のこと。田畑の準備が整い、それに合わせて春の雨が降るころ。春雨、長雨、菜種梅雨、春霖(しゅんりん)、甘雨(かんう)、小糠雨(こぬかあめ)など、細やかな自然現象にたくさんの名が付けられている。

七十二候も4月20日~24日の間は「葭始生(よし はじめて しょうず)葦が芽を吹き始める」。水辺に茂った葦が芽吹き始め、野や山に生えた様々な植物が生き生きとして成長が始まる。4月25日~4月29日の間は「霜止出苗(しも やんで なえ いず)霜が終わり稲の苗が生長する」。日毎に暖かさが増し、早苗(さなえ)も苗代(なわしろ)から田に移し植えるころ。農家は活気にあふれて田起こしも始まり、田植えの準備に取り掛かる。

 

なお、笑楽日塾の活動は下記ホームページに記載されていますのでご参照ください。

 

本ブログの内容は、著者の個人的見解も多く含まれており、著者の所属する笑楽日塾の意見、方針を100%示すものではありません。

お釈迦さま誕生を祝う花祭り

キリストの誕生を祝うクリスマスは毎年盛大に行われていますが、仏教でも4月8日にお釈迦様の誕生をお祝いします。蕨市の塚越稲荷神社境内にある定正寺も沢山の花を飾って、お釈迦さまが生まれたルンビニの花園を表した花御堂(はなみどう)を作り、お堂の中には甘茶を浸した器とお釈迦さまの誕生仏を安置し、誕生仏の頭上に甘茶をかけてお祝いしています。

私は一昨年と一昨々年はコロナ禍を考慮して遠慮していたのですが、昨年からまた復活して今年もお祝いしてきました。甘茶をかけるのに長い時間はかかりませんので参拝者もすぐに入れ替わり人影はまばら。ご当主も時間を持て余していたのか、花御堂前で一緒になった参拝者の方お二人と共に堂内に入れていただき、定正寺や塚越稲荷神社他塚越地域の歴史等をお話しくださいました。一時ではありましたが、大変有意義な時間を過ごさせていただきましたことに感謝いたしております。

奈良時代(710~794)に始まった神仏習合<日本土着の神道と仏教信仰が入りまじり一つの信仰体系として再構成された>の明応時代(1492年~1501)。京都伏見稲荷の廻国<巡礼のために国々をまわること>の僧侶、玄快さんがこの地に草庵を建てて布教活動と法華経一万部を埋納した経塚を作ったことが始まりと言われている。この経塚が後に「塚越村」の地名の由来となり、塚の上には塚越稲荷神社が建立された。

江戸期になると真言宗稲荷山定正寺が別当寺として塚越稲荷神社の社務に当たり、神社を管理していた。その後明治元年(1868)に新政府が発した神仏分離令廃仏毀釈>により寺は衰退し、定正寺も明治4年(1871)に廃寺となって本堂はなくなった。幸いなことに寺持ちの観音堂はそのまま残されていたが、東北地震(2011)でダメージを受け、屋根(特に瓦)が壊れてしまったため改築し、現在に至っている。

境内には、蕨の織物業を発展させた「二代目高橋新五郎」と「妻いせ」を祀った機(はた)神社がある。ある夜、新五郎の夢の中に高橋家で代々信仰していた神様(関東大権現=徳川家康)が現れ『高機渡世を営むべし』とのお告げがあり、考案した高機(織物を織る機械)でその後に双子織りを生業とし、織物の街蕨の商業を発展させた。

また、双子織りの歴史は横浜開港(1859)によりイギリスから持ち込まれた洋糸を安価で大量に入手し、試行錯誤の結果「二夕子織り」を作ったことから始まった。』等々ご教授いただきました。

なお機神社の側面には、信仰する神様(関東大権現)を祀る日光東照宮にちなんで三猿が飾られています。ただし、こちら猿は今の時代に合うようにと、左から「周りをよく見る猿」「人とよく会話をする猿」「人の話をよく聞く猿」だそうです。祭りの神輿作成をはじめ境内の整備等に奉賛会の方々が無償ボランティアで奉仕され、この三猿の作成も例外ではありません。

 

ここからは二十四節気と七十二候です。

4月19日までは二十四節気の「清明」に当たります。沖縄県では清明祭「シーミー」ともいい、お墓の掃除をするとともに墓参を行い、ピクニックのような雰囲気で親類が揃って墓前で祖先と共に食事(餅や豚肉料理、お菓子、果物など)を楽しむ風習があるとか。

七十二候も4月10日~14日の間は「鴻雁北(こうがん きたす)雁が北へ渡って行く」。冬の間を日本で過ごした雁が北のシベリアへ帰っていく頃になります。4月15日~19日の間は「虹始見(にじ はじめて あらわる)雨の後に虹が出始める」。冬の間は乾燥していた空気も春の深まりと共に潤い、虹が綺麗に見えるようになります。虹という漢字に虫偏が付いているのは虹を空に掛かる大きな蛇に例え、貫くという意味の「工」を加えて「大空をつらぬく大蛇」に見立てたためとか。

 

なお、笑楽日塾の活動は下記ホームページに記載されていますのでご参照ください。

 

本ブログの内容は、著者の個人的見解も多く含まれており、著者の所属する笑楽日塾の意見、方針を100%示すものではありません。

飛鳥山の渋沢史料館と石神井川の花筏

4月2日(日)東京は北区王子の飛鳥山にある渋沢史料館見学と、石神井川の両側に植えられた桜の木から川面に散った花びら、花筏を見るため王子駅前から板橋区の東部東上線中板橋駅まで歩いてきました。飛鳥山の渋沢史料館は初めて入りました。この時期の石神井川は5年おきくらいで歩いていたコースでしたが、新型コロナウイルス感染拡大のため今回は2016年4月6日以来7年ぶりになります。花びらが散り始めた頃の桜吹雪と川面を流れる花筏を見るのが好きで時々通っていたのですが、今年は開花が異常に早かったため歩いた時期が少し遅かったようです。また、コロナ以前は地元の方が野点など非日常の風情で盛り上げ、花見客を楽しませてくれたのですが今回はそれらも見あたらず少々残念。

先ずは飛鳥山から。古典落語「花見の仇討」の舞台との説もある飛鳥山の桜と、都電荒川線

飛鳥山公園内にある渋沢史料館。渋沢栄一は、設立に尽力した王子製紙の工場を眼下に見守ることができる飛鳥山に邸を構えていました。

史料館には渋沢栄一の生涯を説明しているパネルが数多く展示されており、今の企画展は『養育院の「院長さん」渋沢栄一』でした。

写真は王子駅付近(少し上流)の石神井川。左の写真は音無親水公園で伊東四朗羽田美智子主演のサスペンスドラマ『おかしな刑事第3作「美人モデル殺人 伊香保温泉に金と愛欲の罠!」で犯人のアリバイ作りに使われた場所。群馬県伊香保にも似た所があったのですね。右の2枚は石神井川本流。

左の写真は紅葉橋近くの金剛寺で、この付近一帯は徳川八代将軍吉宗の命によりカエデ100本が植樹された。晩秋の金剛寺は「紅葉寺」として今も親しまれている。右の写真は観音橋近くの谷津大観音(聖観音菩薩像)。世界平和、子孫繁栄、諸願成就の願いが込められています。

左の写真は加賀公園。加賀藩前田家の下屋敷の屋敷内庭園にあった築山の跡。近くには終戦まで東京第二陸軍造兵廠板橋製造所という火薬製造工場があり、大砲の火薬を作っていました。右の写真は帝京大学で、写真では見えませんが奥の方に帝京高校があります。30年前に鴨がクロスボウの矢で射られた「矢ガモ騒動」はこの辺り。

石神井川中山道と交差する辺りです。左の写真では少し分りにくいのですが旧中山道の板橋が見えます。中央の写真は旧中山道の板橋から新板橋とその上を通る首都高速道路。右は新板橋から上流の桜です。

板橋を過ぎると両岸の桜が一層あでやかになりますが、今年は少し散り過ぎてしまいました。右の写真は東部東上線との交差で、本日の終点。この後は東上線中板橋駅から池袋経由で帰宅です。

2016年4月16日と2023年4月2日の比較です。今年は例年より開花が早かったため花弁は散り過ぎてしまいましたが、7年前に歩いたときはもっと華やかだったことが分かります。

 

 

 

 

 

ここからは二十四節気と七十二候です。

昨日で春分も終わり、本日4月5日から4月19日までは二十四節気の「清明」に当たります。万物がすがすがしく明るく美しくなり、様々な花が咲き乱れ、豊作を願い、山の神様と共にご馳走をいただきます。

七十二候も4月5日~9日の間は「玄鳥至(げんちょう いたる)燕が南からやって来る」。冬の間を南の島で過ごしたツバメが日本に帰ってくる。農耕シーズンを迎え田んぼでは春到来でます。4月10日~14日の間は「鴻雁北(こうがん きたす)雁が北へ渡って行く」。冬の間を日本で過ごした雁が北のシベリアへ帰っていく頃になります。

 

なお、笑楽日塾の活動は下記ホームページに記載されていますのでご参照ください。

 

本ブログの内容は、著者の個人的見解も多く含まれており、著者の所属する笑楽日塾の意見、方針を100%示すものではありません。

 

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