笑楽日塾の事件簿blog

笑楽日塾の事件簿

就労からリタイアした、又はリタイア間近な男性に読んでいただき、リタイア後も家にこもりきりにならないで社会と繋がりを持つための参考にしていただけたら嬉しく思います。

飛鳥山の渋沢史料館と石神井川の花筏

4月2日(日)東京は北区王子の飛鳥山にある渋沢史料館見学と、石神井川の両側に植えられた桜の木から川面に散った花びら、花筏を見るため王子駅前から板橋区の東部東上線中板橋駅まで歩いてきました。飛鳥山の渋沢史料館は初めて入りました。この時期の石神井川は5年おきくらいで歩いていたコースでしたが、新型コロナウイルス感染拡大のため今回は2016年4月6日以来7年ぶりになります。花びらが散り始めた頃の桜吹雪と川面を流れる花筏を見るのが好きで時々通っていたのですが、今年は開花が異常に早かったため歩いた時期が少し遅かったようです。また、コロナ以前は地元の方が野点など非日常の風情で盛り上げ、花見客を楽しませてくれたのですが今回はそれらも見あたらず少々残念。

先ずは飛鳥山から。古典落語「花見の仇討」の舞台との説もある飛鳥山の桜と、都電荒川線

飛鳥山公園内にある渋沢史料館。渋沢栄一は、設立に尽力した王子製紙の工場を眼下に見守ることができる飛鳥山に邸を構えていました。

史料館には渋沢栄一の生涯を説明しているパネルが数多く展示されており、今の企画展は『養育院の「院長さん」渋沢栄一』でした。

写真は王子駅付近(少し上流)の石神井川。左の写真は音無親水公園で伊東四朗羽田美智子主演のサスペンスドラマ『おかしな刑事第3作「美人モデル殺人 伊香保温泉に金と愛欲の罠!」で犯人のアリバイ作りに使われた場所。群馬県伊香保にも似た所があったのですね。右の2枚は石神井川本流。

左の写真は紅葉橋近くの金剛寺で、この付近一帯は徳川八代将軍吉宗の命によりカエデ100本が植樹された。晩秋の金剛寺は「紅葉寺」として今も親しまれている。右の写真は観音橋近くの谷津大観音(聖観音菩薩像)。世界平和、子孫繁栄、諸願成就の願いが込められています。

左の写真は加賀公園。加賀藩前田家の下屋敷の屋敷内庭園にあった築山の跡。近くには終戦まで東京第二陸軍造兵廠板橋製造所という火薬製造工場があり、大砲の火薬を作っていました。右の写真は帝京大学で、写真では見えませんが奥の方に帝京高校があります。30年前に鴨がクロスボウの矢で射られた「矢ガモ騒動」はこの辺り。

石神井川中山道と交差する辺りです。左の写真では少し分りにくいのですが旧中山道の板橋が見えます。中央の写真は旧中山道の板橋から新板橋とその上を通る首都高速道路。右は新板橋から上流の桜です。

板橋を過ぎると両岸の桜が一層あでやかになりますが、今年は少し散り過ぎてしまいました。右の写真は東部東上線との交差で、本日の終点。この後は東上線中板橋駅から池袋経由で帰宅です。

2016年4月16日と2023年4月2日の比較です。今年は例年より開花が早かったため花弁は散り過ぎてしまいましたが、7年前に歩いたときはもっと華やかだったことが分かります。

 

 

 

 

 

ここからは二十四節気と七十二候です。

昨日で春分も終わり、本日4月5日から4月19日までは二十四節気の「清明」に当たります。万物がすがすがしく明るく美しくなり、様々な花が咲き乱れ、豊作を願い、山の神様と共にご馳走をいただきます。

七十二候も4月5日~9日の間は「玄鳥至(げんちょう いたる)燕が南からやって来る」。冬の間を南の島で過ごしたツバメが日本に帰ってくる。農耕シーズンを迎え田んぼでは春到来でます。4月10日~14日の間は「鴻雁北(こうがん きたす)雁が北へ渡って行く」。冬の間を日本で過ごした雁が北のシベリアへ帰っていく頃になります。

 

なお、笑楽日塾の活動は下記ホームページに記載されていますのでご参照ください。

 

本ブログの内容は、著者の個人的見解も多く含まれており、著者の所属する笑楽日塾の意見、方針を100%示すものではありません。

 

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