笑楽日塾の事件簿blog

笑楽日塾の事件簿

就労からリタイアした、又はリタイア間近な男性に読んでいただき、リタイア後も家にこもりきりにならないで社会と繋がりを持つための参考にしていただけたら嬉しく思います。

第6期通常総会と偲ぶ会

2024年4月5日(金)令和5年度笑楽日塾決算の監査が会計担当塾生により行われ、その結果を踏まえて4月11日(木)笑楽日塾第6期通常総会蕨市内で開催されました。

荒井貞夫塾長の挨拶から始まり、令和5年度事業報告、令和5年度決算報告、令和6年度事業計画(案)、令和6年度予算(案)を審議し、全てが満場一致で承認されて次期(第7期)へ引継ぎ。塾生全員にとって新しい年度への期待に身の引き締まる瞬間でもありました。

 

本日の塾会は1つ目のテーマが通常総会でこちらは滞りなく済んだものの、後半の2つ目のテーマは塾生の1人を偲ぶ会になってしまい、悲しく残念な時を過ごすことになりました。

笑楽日塾のメンバーはバイタリティあふれる人ばかりで、塾活動の他にも地域の活動に盛んに加わっており、様々な団体で活躍しています。皆さん元気一杯な高齢者の集団で、仲間が亡くなるなんて考える事なく多忙な日々を過ごしていました。しかし現実は厳しいもので塾生にも容赦なく襲い掛かり、突然メンバーの1人が亡くなってしまいました。

偲ぶ会は塾長の音頭での献杯から始まり、コロナ禍のオンライン公開講座で講師として活躍されている故人の元気な様子をスクリーンにて鑑賞。講演も最後の質疑応答ではお顔がスクリーン一杯に映し出され、質問者にはっきりと答えるお姿は今でもそこにおられるよう。在りし日を偲びました。

 

以下は塾長荒井貞夫の追悼文をまとめてみました。

無くなられた塾生は会社員生活を全うした17年前に地域デビューし、地元町会の総務部長、地域の小学校で放課後子ども教室の実行委員長、同じく小学校で土曜塾の副塾長、笑楽日塾塾生、蕨中央散歩会会員など、様々な方面で活躍されていました。

1月23日:蕨中央散歩会に参加し、大宮氷川神社や心霊スポットを散策。1月24日:放課後子ども教室の新年会が蕨市内の飲食店で開催され、この時はいつも通りお元気でした。その後体調不良を自覚し始め2月20日:総合病院に検査入院。3月12日:検査結果は肺がんでステージ4と判明。3月23日:ご逝去。

検査結果が判明していきなり危険なステージ4と告知され、10日後には亡くなってしまいました。末期がんの痛みや苦しみもなく静かに息を引き取られたのではないでしょうか。

桜を心から愛した西行のように桜の季節に亡くなりました。西行は『願わくば、花のもとにて春死なむ、その如月の望月の頃』と詠んでいます。ちなみに、今年は旧暦の『如月の望月』の日が3月27日だったそうです。

謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

笑楽日塾 一同

 

笑楽日塾の活動は下記ホームページに記載されていますのでご参照ください。

 

本ブログの内容は、著者の個人的見解も多く含まれており、著者の所属する笑楽日塾の意見、方針を100%示すものではありません。

 

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