笑楽日塾の事件簿blog

笑楽日塾の事件簿

就労からリタイアした、又はリタイア間近な男性に読んでいただき、リタイア後も家にこもりきりにならないで社会と繋がりを持つための参考にしていただけたら嬉しく思います。

会報誌「笑楽日塾だより②」

笑楽日塾では毎月開催する塾会の場で塾生による様々な内容の講座が行われ、2019年9月26日の講座では「私と弓」と題し、ご自身の経験を話されています。毎月末に発行している「笑楽日塾だより」にもこの時の講座内容が載っていますので、これを基にご紹介します。

ご自身は45才から弓を始められたとのことでしたが熱心な練習が実を結ばれ、かなり早いスピードで上達されたようです。講座には実際に使用している弓具を持参していただき、これまでの経験を惜しみなく披露してくださいました。「弓道について」「始めた動機」「弓に関する知識」等についてのお話は、私たちにとって経験したことのない異次元の世界を想像させていただくに十分。

弓に関する「真善美」、実際の「射法八節」の説明と弓、矢、弓かけ(右手を保護する鹿革手袋)等を聴講している塾生全員が触れ、弓の醍醐味、「静」の中にある「動」、「平常心」「弓と禅」についてを教えていただきました。また、関連する本の紹介などでスピリッツァな部分も交えて感じさせていただいたことに感謝します。

最後には範士八段による3人持的射礼演武を、ユーチューブの映像を観ながら射法八節の解説。「弓は腕力で引くものでなく骨で射る」と言って、縦横十文字の体形がいかに重要であるかの説明には「なるほど」と感心することしきり。さすが範士の演武、微動だにもせず静かに、しかしダイナミックな離れと残身を堪能させていただきました。

塾長に実際に弓を触ってもらい、引き分けていただきました。どんな感触でしたでしょうか?

塾長からは「もっともっと蕨市内のスポーツクラブ(NAS蕨)に通い、健康に留意しながら筋トレに励む。」とのコメントをいただきました。

 

塾会の講座は後にZOOMを使ったオンライン公開講座に発展し、さらに蕨のケーブルテレビ「ウインク」でも市民向けに放映されるようになりました。この「弓と私」も、後にオンライン公開講座「「弓道の真善美」と題して講演され、当ブログでも紹介していますのでご一読ください。 

 

「弓と私」の講座が開かれた2019年9月には、蕨市の広報誌「広報WARABI」の「市長ほっとエッセイNo.120」で、笑楽日塾が紹介されています。

蕨市は本年4月、市制施行60周年を迎え、「笑顔 希望 ずっとぎゅっと蕨」のキャッチフレーズの下、様々な記念事業に取り組んでいます。先月には「蕨歴史ヒストリア~市民が語る蕨の歴史」が行われました。これは、協働事業提案制度で笑楽日塾の皆さんから提案・採択されたもので、双子織(ふたこおり)、三和町、鉄道、という3つのテーマで蕨の素晴らしい歴史が語られました。』

以上、広報誌からの引用でした。当時はまだ設立後2年足らずの笑楽日塾でしたが、名前と活動内容が市内で認知されるようになり、良い方向性に向かっていることが分かります。

 

ここからは二十四節気と七十二候です。

節(季節)を分ける節分も過ぎ、4日からは立春に入ったとはいえまだまだ寒い日が続いていますので皆様ご自愛ください。

七十二候も2月9日~13日の間は「黄鶯睍睆(うぐいす なく)」に変わり、鶯が山里で鳴き始めます。春告げ鳥といわれる鶯、その年の一番初めに聞く鳴き声を「初音(はつね)」といいます。

 

なお、笑楽日塾の活動は下記ホームページに記載されていますのでご参照ください。

 

本ブログの内容は、著者の個人的見解も多く含まれており、著者の所属する笑楽日塾の意見、方針を100%示すものではありません。

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