笑楽日塾の事件簿blog

笑楽日塾の事件簿

就労からリタイアした、又はリタイア間近な男性に読んでいただき、リタイア後も家にこもりきりにならないで社会と繋がりを持つための参考にしていただけたら嬉しく思います。

会報誌「笑楽日塾だより」シニアの風⑲

2023年3月29日投稿分「笑楽日塾だより シニアの風⑱」の続きになります。

シニアの風も今回で19回目の投稿、29編目になりました。シニアの風には笑楽日塾塾生が硬軟様々な思いを書かれており、それぞれの多彩なお話しに敬服しっぱなし。今回は北島三郎の歌が大好きな塾生が、中学生時代と社会人になってから経験した思い出を紹介してくださいました。

なお、この記事は笑楽日塾だより2021年3月号にコラムとして載ったものです。当時の時代背景をご考慮のうえお読みください。(塾生全員が持ち回りで書いています)。

 

「ストレス発散、やはりカラオケ?」

私が中学に入学したばかりの1年生の春、当時3年生の声楽部部長が美人でしたので迷わず入部。どきどきしながら歌ったことを思い出します。お遊びで音楽の先生から「なんでも良いので唄え」と言われ、全員の前で唄った曲が北島三郎「涙船」。NHK「夢で逢いましょう」の番組内で、サブちゃんが唄っていたのを克明に覚えていたためです。

時は移り、住む所も変わって、社会人になってからのことです。栃木県鬼怒川沿いの釣り宿を友人が経営していましたので、時々の1泊旅行で楽しい時間を過ごしていました(2年前までですが)。いただく食事は地粉の手打ちそば、鮎の塩焼き、自家製味噌、梅干し、漬物程度でしたが何れも絶品。さらに贅沢を言えば、地元の酒蔵「松井酒造店」の銘酒「男の友情」があれば言う事なしだったのですが、叶わなかったのが残念。この地域のそばは菜切り包丁で切る「裁ちそば」。良質な水と上等な粉に加え包丁は我社の製品で良く切れる。これらの相乗効果で美味しさも倍増。

以前は気にしていなかったのですが、よく見ると広間にはDAMカラオケが据えてありました。宿の友人曰く『最近は歌う人も少なくなり、返却をすべく問い合わせたところ「全てのお支払いは済んでおりますので、ご安心してお使いください」と言われてビックリ。月に2~3回は食事に来られ、マイクを片手にお弟子さんと軽く歌われていた、日本を代表する大作曲家「船村徹先生」の仕業(笑)と分かりまたまたビックリ。感謝の気持ちでいっぱいです。』とのことでした。

この地域の地名は栃木県塩谷郡塩谷町(旧船生村)(ふにゅうと読みます)で船村先生の生まれ故郷です。作詞家の心を読んで曲を付ける。数々のヒット曲を作詞家「星野哲郎先生」とのコンビで作り上げてきました。その中の一曲で北島三郎の「涙船」に、船村先生は星野先生があきれるくらいサブちゃんの歌いだしにダメ出しをしたそうです。

歌を上手く唄うためには詩の意味を理解して、しっかり言葉を発する事が重要。私はまだまだ理解不足ですが、コロナが収束したら思い切り唄いたいなどと考えております。

以上

 

ここからは二十四節気と七十二候です。

6月21日から7月6日は二十四節季の一つで「夏至」。日本の大部分では梅雨のさなか。大阪の一部では半夏生(はんげしょう)の頃に稲の根がタコの八本足のように深く広く張ることを祈願してタコを食べる 習慣がある。関東地方には新小麦で焼餅をつくり神に供える収穫祭的な風習がある。7月7日から7月22日は「小暑」になります。

七十二候も7月2日から7月6日の間は「半夏生(はんげ しょうず)烏柄杓(からすびしゃく)が生える」。夏至から11日目にあたる半夏(7月2日頃)に葉が白くなり、花が咲くことから半夏生命名された。香川県の農家では半夏生のころ田植えや麦刈りが終わった労をねぎらう為に、うどんを食べる。7月7日から7月11日は温風至(おんぷう いたる)暖い風が吹いて来る」。まもなく梅雨も明けて本格的な夏が到来する。温風とは陰暦の晩夏に南から吹く暖かく乾いた風(フェーン現象)のこと。この頃に吹く風を「白南風 しろはえ」と呼ぶ。

 

なお、笑楽日塾の活動は下記ホームページに記載されていますのでご参照ください。

 

本ブログの内容は、著者の個人的見解も多く含まれており、著者の所属する笑楽日塾の意見、方針を100%示すものではありません。

 

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