笑楽日塾の事件簿blog

笑楽日塾の事件簿

就労からリタイアした、又はリタイア間近な男性に読んでいただき、リタイア後も家にこもりきりにならないで社会と繋がりを持つための参考にしていただけたら嬉しく思います。

会報誌「笑楽日塾だより③」

2019年10月17日笑楽日塾の塾会講座ではラグビーワールドカップ台風19号の話題から始まり、真打は塾生の1人が「包丁の話」と題し、ご自身の蘊蓄を話されています。この年10月末に発行の「笑楽日塾だより」にこの時のことが載っていますので、これを基にご紹介します。

※まずは「ラグビーワールドカップ2019ジャパン」大健闘の日本。

開催国は日本。期間は2019年9月20日~11月2日。試合数は45。出場国数は20ヶ国(予選出場は93ヶ国)。この時点ではまだ開催中だった「ラグビーワールドカップ」でしたが、その起源と参加国の歴史について教えていただきました。ティア1(イングランドを始め6ケ国)と7ケ国等々。

※次は「台風19号の教訓/避難所運営の実態と行政の対応能力」。

2019年10月12日〜13日にかけて大規模な河川氾濫をもたらした台風19号が、大型で強い勢力を保ったまま上陸し、西日本から東日本の広い範囲に大規模な河川氾濫をもたらしました。

塾生からは、家族が実際に近所の小学校に避難した時に感じた実体験を通して、避難所運営実態と行政の対応能力について報告がありました。他に台東区ホームレス避難拒否問題、山北町給水問題、二階堂幹事長の「まずまずで収まった」問題、台風被害地を狙う空き巣問題など、いろいろな観点から深刻な問題が浮き彫りにされました。

※ここからがこの時のメーンイベント「包丁の話」になります。

日本包丁の種類、使用用途、刃先の種類など多方面から包丁の説明をパソコンでパワーポイントの画像を見ながら、説明していただきました。

刃の品質を支えているのは機械のような正確さの職人の目であり、 刃物は硬いほうが切れ味が良い。しかし、硬いということは脆さと背中合わせ。温度が重要、熱くなりすぎると刃が駄目になってしまう。かといって、温度が低すぎると硬くならない。和包丁の裏面は漉いてあるが、これは生物の食材を切った際に材料と接する面積を小さくして、泣いてしまわない(ドリップを出さない)ようにするためのもの。料理上手は研ぎ上手、切れる包丁は怪我も少ない。また、切れる包丁なら料理も絶対に美味しくなる。なぜなら材料の繊維・細胞を壊すことが少ないから。日本の包丁は奥が深いと感じました。技術と蘊蓄、ありがとうございました。

熱心に聞き入る塾生たち

塾会の講座は後にZOOMを使ったオンライン公開講座に発展し、さらに蕨のケーブルテレビ「ウインク」でも市民向けに放映されるようになりました。この「包丁の話」も、後にオンライン公開講座「料理用包丁と砥石」と題して講演され、当ブログでも紹介していますのでご一読ください。

 

ここからは二十四節気と七十二候です。

立春も後半に入り2月19日から3月5日までは雨水になります。とは言いましても先日(10日)の昼間には関東地方でも雪が降る始末。しかし夕方には雪が雨に変わり積もった雪も溶け始め、季節は三寒四温を繰り返しながら少しずつ春に向かっているようです。

七十二候も2月14日~18日の間は「魚上氷(うお こおりを のぼる)」に変わり、割れた氷の間から魚が飛び出るとか。川や湖に張った氷が解け、魚が跳ね上がるころになり、水の中の魚の姿も見えるようになってきました。

なお、笑楽日塾の活動は下記ホームページに記載されていますのでご参照ください。

 

本ブログの内容は、著者の個人的見解も多く含まれており、著者の所属する笑楽日塾の意見、方針を100%示すものではありません。

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