笑楽日塾の事件簿blog

笑楽日塾の事件簿

就労からリタイアした、又はリタイア間近な男性に読んでいただき、リタイア後も家にこもりきりにならないで社会と繋がりを持つための参考にしていただけたら嬉しく思います。

第10回笑楽日塾定例塾会「SDGs」

2018年12月13日(木)今日は記念すべき第10回笑楽日塾の定例塾会開催日。旭町公民館小会議室で18:30~21:00まで行われました。

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まずは塾長の挨拶があり、その後に世話役さんから『今、世間ではSDGs:Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)がクローズアップされている。塾としてもそうした方向に何か貢献できる活動をするというのもひとつの方向性ではないか。』といった誠にレベルの高い提案が示され『実現は難しくとも常にアンテナをしっかり張っている笑楽日塾塾生となるように情報を共有しょう。』ということに。

この時点(2018年暮れ)でのSDGsは、多くの塾生にとってまだちんぷんかんぷん状態でした。しかし翌年(2019年)の秋には笑楽日塾でも「環境公開講座(私たちの暮らしと地球温暖化)」と題し、受講者を募りセミナーを開催するまでに至ったことはことは流石です(このセミナーに関しては後日記事にします)。

今から3年前にはかなりマイナーだったと思われるSDGsも、その後新聞やテレビ等のマスコミに取り上げられるようになり、その言葉を聞かない日はないほど多くの方に認知され、大変喜ばしく思います。

それぞれの学校の方針にもよるようですが、今では小学校でも国際的な取り組みの一環として注目を集め「総合的な学習の時間」内で授業として取りあげており、その成果はSDGsのみならずグリーンコンシューマー等の知識を含めて大人顔負けです。

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少しご紹介しますと、「ESD‐SDGs」と言われる教育が行われているとか。ESDは持続可能な社会の創り手を育み、社会や世界の様々な側面を総合的に学習する教育。SDGsは2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標で、地域や社会・国・世界などが抱える様々な課題の解決に向けた目標と取り組み。つまり、この二つを組み合わせたが「ESD‐SDGs」と言われるもの「ESD‐SDGs」は、各学年のレベルで課題をこなしたり、上級生と下級生が一緒になって取り組んだり、時には保護者も一緒になって考えたりする学校もあるそうです。

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近年は夏場に猛暑日が続くため水分の補給は大事で、私の勤務先マンションから通学している小学生は皆さん水筒を持参しています。それに対して大人が通勤時のカバンに入れている水や、勤務先のデスクの上に置かれているお茶はペットボトルに入ったものが多いのではないでしょうか。子供たちは普段意識しなくても通常の生活の中で当たり前にSDGsを取り入れているわけです。

SDGsは目標の数が多く、内容も奥が深いため「目標を達成した!」という終りはありません。また個人の努力だけで解決できるような問題でもありませんので、努力しても不完全燃焼と葛藤する日々の連続と思います。しかし、例え小さなことでも自分たち一人ひとりが行動しなければ何も変わらないのも事実。正解がなく最終到達点のない問題に立ち向かう。困難な事とは思いますが自分たちにできることを模索し続けることが大事です。

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国連広報センターが「持続可能な社会のためにナマケモノにもできるアクション・ガイド」を出しています。そこには「世界を変えるためにあなたができることはたくさんありますが、その一部をこのガイドでご紹介します。」と書かれています。アクションの難易度によって、レベル1~レベル4までの4段階に分かれており、それぞれに10項目前後が紹介されていますので、各レベルから私のお気に入りをご紹介します。

レベル1:「ソファーに寝たままできること」:照明を消そう。テレビやコンピューターの画面は意外と明るいから、必要のない時にはそれ以外の照明を消しておこう。

レベル2:「家にいてもできること」:短時間のシャワーを利用しよう。ちなみに、バスタブ入浴は5~10分のシャワーに比べて、水が何十リットルも余計に必要になるよ。

レベル3:「家の外でできること」:買物は地元で!地域の企業を支援すれば、雇用が守られるし、長距離トラックの運転も必要なくなる。

レベル3:「家の外でできること」:「訳あり品」を買おう。大きさや形、色が規格に「合わない」という理由だけで、捨てられてしまうような野菜や果物がたくさんあるよ。

レベル4:「職場でできること」:若者の相談相手になろう。それは誰かをよりよい未来へと導くための、思いやりある、刺激的でパワフルな方法です。

レベル3だけ2つになってしまいました。なお、日本の実情には少しそぐわないような感じのものもありますが、書いてあることに間違いはありませんのでご参考まで。

https://www.unic.or.jp/files/sdgs_201901.pdf

 現在笑楽日塾では皆様がご自宅から参加できるオンライン公開講座(無料)『あなたの知らなかった世界への扉を開いてみませんか』を開催しています。今までとは違った世界へ興味をお持ちの方は是非ご参加ください。

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 8月12日(木)に行われたオンライン公開講座PartⅡ第1回目「シニアの地域活動」は『蕨ケーブルビジョン㈱Wink』で放送されます。9月3日(金)~9月9日(木)の間で、ウインクパラダイス10時~、及び20時~、の1日2回です。なお、残念ながらTV放送は蕨市内の方しかご覧になれません。市外の方で次回PartⅡ第2回目以降の視聴をご希望の方は是非オンライン公開講座にご参加ください。Zoomの参加ID番号は 817 2214 7316 です。

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また、オンライン公開講座Part-2の第2回は9月9日(木)20時より「環境にやさしい緑のカーテン」と題し、鶴ヶ島市を中心に活動されている「つるがしま緑のカーテン市民実行委員会(愛称:みどりかぜ)」代表で「埼玉県環境アドバイザー」を務める前田則義様が、夏の強い日差しを和らげエアコンの使用頻度を減らした省エネ効果等、ヒートアイランド対策に効果があると言われる「緑のカーテン」の普及を広めながら、人生100年を楽しむ生き方をお話してくださいます。

なお、オンライン公開講座のご案内は下記『笑楽日塾』のホームページに記載されていますのでご一読ください。

本ブログの内容は、著者の個人的見解も多く含まれており、著者の所属する笑楽日塾の意見、方針を100%示すものではありません。

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