笑楽日塾の事件簿blog

笑楽日塾の事件簿

就労からリタイアした、又はリタイア間近な男性に読んでいただき、リタイア後も家にこもりきりにならないで社会と繋がりを持つための参考にしていただけたら嬉しく思います。

第1回オンライン公開講座「料理用包丁と砥石」

2020年8月13日(木)20時より第1回オンライン公開講座料理用包丁と砥石」が開催されました。

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司会者と塾長が挨拶をされた後に塾生の一人が講師を務め、和包丁と洋包丁の種類・構造・材質、砥石の種類・特徴、研ぎ方など、包丁の説明を多方面からパワーポイント画像を使いながら大変判りやすく説明をしてくださいました。

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包丁を製造するうえで刃の品質を支えているのは機械のような正確さの職人の目であり、刃は硬いほうが切れ味が良い。しかし、硬いということは脆さと背中合わせでもある。

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刃の鍛造は温度管理が重要で熱くなりすぎると刃が駄目になってしまうが、かといって温度が低すぎると硬くならない。

 和包丁の裏面は漉いてあるが、これは生物の食材を切った際に材料と接する面積を小さくして、泣いてしまわない(ドリップを出さない)ようにするためのもの。

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料理上手は研ぎ上手、切れる包丁は怪我も少ない。また、切れる包丁なら料理も絶対に美味しくなる。なぜなら材料の繊維・細胞を壊すことが少ないから。

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研ぎの基本は砥石面の凹凸を削って平らにすることで、これを守れば誰でも上手に砥げる。注意することは砥いだ時に包丁が本来持っている姿・形・顔・役目・役割を出来るだけ壊さないこと。

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一日の最後は包丁の手入れで、調理終了後に汚れを落とし水気を切って仕舞うこと。

等々大変有意義なお話をお聞きし日本の包丁の奥深さを知りました。『男子厨房に入るべし』ですね。

これまで積み重ねてこられた蘊蓄を惜しみなく傾けていただいた講師様と、本講座開催のために大変なご努力をされた実行委員の皆様には感謝です。ありがとうございました。第2回以降の講座にも乞うご期待です。

ちなみに、今回の第1回オンライン公開講座は『蕨ケーブルテレビWink』で放映されます。

放送日時は8月21日(金)~8月27日(木)の間で、ウインクパラダイス10時~、及び20時~、の1日2回が予定されています。しかし、残念ながら蕨市内の方しかご覧になれません。市外の方で第2回以降の視聴をご希望の方は是非オンライン講座にご参加ください。

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なお、オンライン公開講座のご案内は下記『笑楽日塾』のホームページに記載されていますのでご一読ください。

昨年笑楽日塾は講演会やシンポジウム・公開講座を開催しましたが、今年は『新型コロナウイルス感染拡大』の影響を受け、多数の方にお集まりいただく公開講座等は自粛しています。

現在は皆様がご自宅から参加できるオンライン公開講座(無料)『あなたの知らなかった世界への扉を開いてみませんか』を開催していますので、今までとは違った世界へ興味をお持ちの方は是非ご参加ください。

また、第2回以降のオンライン公開講座の詳細は下記『笑楽日塾』のホームページをご覧ください。

次回は笑楽日塾の規則と綱領を紹介します。

≪ 重 要 ≫

本ブログの内容は、著者の個人的見解も多く含まれており、著者の所属する笑楽日塾の意見、方針を100%示すものではありません。

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