笑楽日塾の事件簿blog

笑楽日塾の事件簿

就労からリタイアした、又はリタイア間近な男性に読んでいただき、リタイア後も家にこもりきりにならないで社会と繋がりを持つための参考にしていただけたら嬉しく思います。

第13回オンライン公開講座「シニアの地域活動5/6」

第13回オンライン公開講座「シニアの地域活動4/6」第4回目9月18日(土)に投稿分の続きです。まだお読みになられていない方はこちらもご覧ください。

≪土曜塾(わらび学校土曜塾)とは何か≫

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「放課後子ども教室」同様、毎年度末に学校と行政と実行委員会の方で次年度の計画を打ち合わせております。これは、教室の開設日程だとか参加希望者の応募要項をどんなものにするかとか、そんなことを行っております。

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①.目的:「行政・家庭・地域が連携協力し、子供を育む環境づくりを推進する。児童の自主的な学習(宿題・課題・ものづくり)をサポートし、子供達に学ぶ楽しさを教え、基礎学力の向上や学習習慣の定着を図る。」。②.次に学習内容:「自習形式による基礎学力の向上、学習習慣の定着。特別授業(ものづくり等の体験的講座を学期に1回程度)」。③.組織:「各校区に、学校土曜塾実行委員会を組織し、運営を行う。塾長1名、副塾長1名、学習アドバイザー4名、安全管理委員2名、(スタッフ12名が交代)(放課後子ども教室兼務者 シニア5名参加)」。④.開設日の内容:「授業内容は45分を1コマとして2コマ行い、間の休憩は10分間としています」。内容としては、まず児童の一言挨拶を必ずやってもらいます。開設は隔週におこなわれるため、その間には子供たちに何らかのアクションがあったと思われますので、「何でもいいから一言しゃべってください」ということです。1時間目は宿題や自主勉強で、塾へ行っている子供たちの中には課題をやる子もいます。授業で不明な所をその場で解決していく子供もいます。2時間目は学年別にグループ問題をやります。グループ内で相談して時間内に解答をだし、余った時間は自習等を行っています。参加児童は3年~6年まで定員は30名ですが、例年ですと23名から28名くらいが参加しております。⑤.特別授業の実施状況:「モノづくりの体験」科学教室と称しており、科学実験をして「なぜかな」「なんでだろう」と考えてもらえればありがたいなと思っております。

次の写真についてお話します。

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これは授業の様子です。1階の図工室を使い、このテーブルは4人が座れるようになっています。

さて、科学実験でございますが、1.空気パワーの体験(ホバークラフト)。2.イクラのコピーを作ろう(化学物質の反応)。3.コマの秘密(首振り運動とジャイロ効果)。4.静電気の実験(手をつなぎ電気が流れてピリピリ)。5.磁石はすごい(磁石 を食べるスライムを作ろう)。こんなことをやっております。

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ホバークラフトを作りました」これは小さなモーターを使って、ホバークラフトが前に進むのはなぜか、なぜビニール袋が膨らんで進むのか。「なぜ?」という実験ですね。これは磁石のN極とS極の相反する力を利用して浮いているわけですね。

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「コマの秘密(首振り運動とジャイロ効果)」もあります。

「磁石の力はすごい」ということですね。この連なっている小さな玉(磁石)が一つひとつ増える毎に下の重りが幾つ付くだろうか。下の鉄の円盤みたいな重りは50円硬貨位の大きさのものですが、これが何枚ぶら下がるのかということです。

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「迷路を作ろう」これは25cm四方の板に釘で迷路を作りました。スタートして最後のゴールの所に窪みを作り、そこまでビー玉が上手く転がっていけるかどうか。しかも簡単に到着するのではなく、なるべく難しい迷路を作る。そういうテーマの下にゲーム遊びの道具を作りました。

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それでは土曜塾に参加した感想はどうなのということでございます。保護者から見ると「だらだらせず規則正しくなった。楽しくできて有意義。宿題を自主的にするようになった。集中して勉強ができる。宿題を土曜日に終わらせる目標が出来た。」これをお聞きしていると、それぞれにいい点があったんだろうという感じはします。

次に参加している子供から見るとどうなのかということでございます「先生が優しく教えてくれる。気軽に聞ける。勉強がはかどる。丁寧に教えてくれ解りやすい。」こういう素晴らしい先生が多いようで、非常に有難い感想をいただいております。

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また「土曜塾(わらび学校土曜塾)」も蕨市の広報誌(平成30年2月号)で取り上げていただきました。

≪運営にあたっての信念≫

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以上でご説明は終わりにさせていただきますが、運営にあたっての私の信念でございます。前から言われていることではございますが、今の子供たちに「サンマ(3間)」の機会を提供したい。「時間」「空間」「仲間」を作り出す場の確保とその楽しさです。今の時代はオンラインだとかデジタル教科書だとか英語だとかで低学年から塾に行く子が増えています。しかしそんな中でも「遊びを忘れてもらっては困る」。そんな間(3間)を提供したい。それから「F・M・C」の気持ちで接していきたい。「F:Father=父親のように時には厳しく」「M:Mother=母親のようにときには優しく」「C=Child=時には子供のように」という姿勢でこれからも臨んでいきたいなと思っております。さて、子供たちと接して十数年、いつも感じることは未来ある子供たちを育成するために行政・学校・地域の皆様方が相互に連携・協力し、この多様な社会で学力のみならず生きる力を少しでも多く身に付けてほしいと思い活動しております。

令和元年度と2年度は新型コロナウイルス感染の心配もあり開設できませんでした。1年生・2年生に限らず在校生の皆様とはお会いできず非常に残念です。スタッフ一同早くお会いできることを心から願っております。

ご清聴有難うございました。以上で説明を終わらせていただきます。

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今回は「わらび学校土曜塾とは何か」をお送りしました。明日は「受講者様からの質問」をお送りします。

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現在笑楽日塾では皆様がご自宅から参加できるオンライン公開講座(無料)『あなたの知らなかった世界への扉を開いてみませんか』を開催しています。今までとは違った世界へ興味をお持ちの方は是非ご参加ください。

9月9日(木)に行われたオンライン公開講座Part-2の第2回「環境にやさしい緑のカーテン」は『蕨ケーブルビジョン㈱Wink』で放送されます。放送日は10月1日(金)~10月7日(木)までで、ウインクパラダイス10時~、及び20時~、の1日2回です。しかし、残念ながら蕨市内の方しかご覧になれません。市外の方で第14回以降の視聴をご希望の方は是非オンライン公開講座にご参加ください。Zoomの参加ID番号は 817 2214 7316 です。

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また、オンライン公開講座Part-2の第3回は10月14日(木)20時より、当笑楽日塾塾生が「海外コンサルタント生活 タイ、カンボジア編」と題し、タイ・バンコク高速道路改修工事とカンボジアプノンペン信号機工事について、工事概要とコンサルタントについての役目を説明し、当地での生活ぶりを紹介します。

なお、オンライン公開講座のご案内は下記『笑楽日塾』のホームページに記載されていますのでご一読ください。

本ブログの内容は、著者の個人的見解も多く含まれており、著者の所属する笑楽日塾の意見、方針を100%示すものではありません。

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