笑楽日塾の事件簿blog

笑楽日塾の事件簿

就労からリタイアした、又はリタイア間近な男性に読んでいただき、リタイア後も家にこもりきりにならないで社会と繋がりを持つための参考にしていただけたら嬉しく思います。

蕨2題

朝マルシェ~ツカゴシアサゴハン

2024年4月20(土)「朝マルシェ~ツカゴシアサゴハン~」が蕨市塚越一丁目の末広公園で開催されました。

1日の始まりは朝ごはんから!「蕨塚越商店会」と「わらび楽市」が共同開催するイベントで今回は4回目。まだ若いイベントですが、地域の皆さんの頑張りがひしひしと感じられ、これからの更なる発展が楽しみです。

出展者ブースには美味しい食のメニューやハンドメイドのアクセサリー、地元の野菜など物販他ゲームのお店も。またワークショップを行うお店もあり、大人から子供まで参加して大いににぎわっていました。

開催時間は朝8時からお昼の12時まで。早めに売り切れてしまうお店もありますので油断は禁物。

駅前のとんかつ屋さんが出展していましたのでカツサンドを購入。お昼に美味しくいただきました。

 

市長タウンミーティング

2024年4月21(日)「市長タウンミーティング」が市内の中央公民館で開催されました。

蕨市ホームページ:一部抜粋≫

誰もが住み続けたいと思えるまちづくりには市民の皆さんの生の声をお聴きし、市政に生かしていくことが欠かせません。そこで市では、毎年、市長が直接各地域に伺い、皆さんと膝を交えて蕨について語り合う市長タウンミーティングを開催しています。

「~新たな『将来ビジョン』によるまちづくりがスタート!~令和6年度の施策・予算について」をテーマに、市の取組について市長がわかりやすくお伝えするとともに、市長との質疑応答・意見交換の時間があります。

≪市長タウンミーティング:中央公民館≫

主だった内容は、能登半島地震の被災地支援・蕨市の防災対策、「コンパクトシティ蕨」将来ビジョン・令和6年度の予算概要、防災都市づくりの加速化・水道の耐震化・水害対策の強化、防犯対策のさらなる強化、脱炭素社会の実現に向けた取り組み、子育て支援の更なる充実、他盛りだくさん。市長のお話45分間の後は参加者による質疑応答・意見交換の時間。参加者の中から8名の方が質問や意見を述べられていました。

蕨を今以上の住みやすい町にするためには私達市民も市の運営を他人事とせず、様々な機会を通じて積極的に参加することが大事と考えています。

 

笑楽日塾の活動は下記ホームページに記載されていますのでご参照ください。

 

本ブログの内容は、著者の個人的見解も多く含まれており、著者の所属する笑楽日塾の意見、方針を100%示すものではありません。

第6期通常総会と偲ぶ会

2024年4月5日(金)令和5年度笑楽日塾決算の監査が会計担当塾生により行われ、その結果を踏まえて4月11日(木)笑楽日塾第6期通常総会蕨市内で開催されました。

荒井貞夫塾長の挨拶から始まり、令和5年度事業報告、令和5年度決算報告、令和6年度事業計画(案)、令和6年度予算(案)を審議し、全てが満場一致で承認されて次期(第7期)へ引継ぎ。塾生全員にとって新しい年度への期待に身の引き締まる瞬間でもありました。

 

本日の塾会は1つ目のテーマが通常総会でこちらは滞りなく済んだものの、後半の2つ目のテーマは塾生の1人を偲ぶ会になってしまい、悲しく残念な時を過ごすことになりました。

笑楽日塾のメンバーはバイタリティあふれる人ばかりで、塾活動の他にも地域の活動に盛んに加わっており、様々な団体で活躍しています。皆さん元気一杯な高齢者の集団で、仲間が亡くなるなんて考える事なく多忙な日々を過ごしていました。しかし現実は厳しいもので塾生にも容赦なく襲い掛かり、突然メンバーの1人が亡くなってしまいました。

偲ぶ会は塾長の音頭での献杯から始まり、コロナ禍のオンライン公開講座で講師として活躍されている故人の元気な様子をスクリーンにて鑑賞。講演も最後の質疑応答ではお顔がスクリーン一杯に映し出され、質問者にはっきりと答えるお姿は今でもそこにおられるよう。在りし日を偲びました。

 

以下は塾長荒井貞夫の追悼文をまとめてみました。

無くなられた塾生は会社員生活を全うした17年前に地域デビューし、地元町会の総務部長、地域の小学校で放課後子ども教室の実行委員長、同じく小学校で土曜塾の副塾長、笑楽日塾塾生、蕨中央散歩会会員など、様々な方面で活躍されていました。

1月23日:蕨中央散歩会に参加し、大宮氷川神社や心霊スポットを散策。1月24日:放課後子ども教室の新年会が蕨市内の飲食店で開催され、この時はいつも通りお元気でした。その後体調不良を自覚し始め2月20日:総合病院に検査入院。3月12日:検査結果は肺がんでステージ4と判明。3月23日:ご逝去。

検査結果が判明していきなり危険なステージ4と告知され、10日後には亡くなってしまいました。末期がんの痛みや苦しみもなく静かに息を引き取られたのではないでしょうか。

桜を心から愛した西行のように桜の季節に亡くなりました。西行は『願わくば、花のもとにて春死なむ、その如月の望月の頃』と詠んでいます。ちなみに、今年は旧暦の『如月の望月』の日が3月27日だったそうです。

謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

笑楽日塾 一同

 

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コロナ禍後初のお花見

笑楽日塾は設立した2018年と翌2019年にお花見を開催しましたが、2020年からは新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止になってしまいました。

今年は待ちに待った久しぶりの開催になりましたが、今年の春は雨降りの日が多く心はやきもき。しかも当日の朝は雨模様。天気が安定しなかったせいか何時咲くのかはっきりせず、皆さんの心をもてあそんでいるかのよう。それにしても日本人には桜が大好きですね。

蕨市内の公園や寺院・寺社には沢山の桜が植えられています。中でも私が勝手に2大名所と思っているのは、塚越地域の蕨市民公園と南町の桜並木遊歩道。笑楽日塾のお花見は何時も市民公園で、中央広場の周囲は桜に囲まれています。参加者は塾のメンバー他ご友人たちが集まって楽しんでいます。

平安の歌人在原業平は「世の中にたえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし(桜はいつ咲くのだろうか、いつ満開になるのだろうか、見頃はいつまで続くのだろうか。開花をやきもきとしながら待っている人々にとっては、世の中に桜が無かったらもっとのどかな春を満喫できるのに。)」と詠んでいます。

平安の日本に生きた在原業平同様今年の桜は現代に住む人々の心をやきもきさせました。気象予報士さんの東京開花予想では3月20日前後が圧倒的でしたが、結果は1週間以上の遅れ。笑楽日塾も見頃を3月30日頃と想定し、花見の宴を予定していたものの開花予想日の3月20日になっても蕾はまだ堅いまま。急遽1週間あと倒しにして4月6日の開催に変更しましたが、皆さんのご都合で参加者が少し少なくなってしまったのは残念。

今年の桜は早めに来日された外国からのお客様もがっかりさせてしまい、何とも罪作りなことをしてしまいました。在原業平も桜の気まぐれが世界中の人々に影響がおよぶ時代が来るとは想像していなかったでしょう。今生きておられたらどんな歌を詠まれたのかと考えると楽しくなります。

小野小町は「花の色はうつりにけりないたづらに わが身世にふるながめせしまに(美しい花もやがて散ってしまう。嘗ては絶世の美人ともてはやされた私も降り続く長雨に気を取られていたら、何時の間にか散ってしまった桜のように、すっかりお婆さんになってしまった。)」と桜を美しい女性に見立て、晩年の自分自身を哀愁たっぷりに詠んでいます。

帰宅後には五代目立川談志古典落語長屋の花見」と「花見の仇討」を聴きながら寝落ちしてしまいました。

 

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十牛図(後編)

前回に続き塾生の作品「十牛図」の後半5点を紹介します。このような素晴らしい作品を見ると絵心が全くない私にはうらやましい限り。邪心を払い心穏やかに至福のひと時を過ごし、悟りを開けたら最高だと思います。

 

第6段階 騎牛帰家(きぎゅうきか)牛に乗って家に帰る

十牛図」も後半に入ります。牛を飼いならした旅人が、その牛に乗って家に帰る「騎牛帰家(きぎゅうきか)」の場面です。旅人は、見つけた牛(目標)を何とかつかまえ、飼いならしていくうちに、牛と自分がぴったりと、ひとつのものになっていることに気づきました。「十牛図」は、突然、ある人が牛を探して旅に出たところからはじまりました。その旅も今回で終わりです。自分たちの本来いた場所に、戻っていくのです。旅人は、なぜ楽しそうに歌を歌ったり、笛を吹いたりしながら、のんびりと家に帰って行くのでしようか。「十牛図」の説くところには、旅人も牛も、もともと同じもので、やっとの思いで牛をつかまえ、手なずけても、「元に戻った」にすぎないのです。

第7段階 忘牛存人(ぼうぎゅうぞんじん)あるがままに生きる:牛のことを忘れる

牛にまたがって、私はわが家にたどり着きました。私は穏やかで、牛も休むことができます。夜明けが、至福の休息のうちに訪れ、私の草屋の中で、私は鞭も手綱も捨ててしまった。牧人はとうとう家に帰り着き、牛を小屋に入れて庭でくつろいでいます。牛が消えたことで、最後に残った煩悩やエゴがなくなるという境地を表しています。

第8段階 人牛倶忘(じんぎゅうぐぼう)空白になる

今回の「十牛図」には、何も描かれていません。第1図からずつと描かれてきた旅人の姿も見えません。まさに「空(くう)」です。自分の都合も、立場も知識も、経験も、すべて空っぽになった状態です。旅人は、自分のやるべきことは何か、幸せとは何かを探していました。「さとり」とは、その答えが自分のなかにすでにあつたと気づくことです。

第9段階 返本還源(へんぼんかんげん/へんぼんげんげん)本源に還る

この絵には、牛も牧人もいなくなった絵で、只々美しい自然が描かれています。でも、この絵は単なる風景を描いたものでしようか?この絵の大自然の「教え」は、「特別な人になれ」とは教えていないのかと思います。風が吹けば花びらは散ります。でも、だからといつて本が枯れるわけではありません。花にこだわるより、根をしっかり張ることのほうが大切なのだとも教えています。

第10段階 入鄽垂手(にってんすいしゆ)町に出て生活する

入鄽垂手―悟りは開いたとしても自分ひとりで、そこに止まっていては無益です。再び世俗の世界に入り、人々に安らぎを与え、悟りへ導く必要があります。図に描かれている布袋(ほてい)さんは、牛を探していた、かつての旅人です。日標を見つけ、見失っていた自分を取りもどした旅人は、町に行って人々と交わります。身なりにこだわらず、威厳(いげん)もありません。仏教で禁じられているお酒も飲むし、魚も食べます。そうして、出会った人の考えや行いに影響を与えていきます。そして、それは同時に自分自身の成長にもつながっていくのです。その人は胸をあらわにし、はだしになって町に入ってきました。土にまみれ、泥をかぶりながらその顔は笑いに満ちています。仙人が持っているという不思議な力があるわけでもありません。ただ、枯れ木に花を咲かせるように、人々を救っていくだけです。

「まとめ」

十牛図」とは、人が悟りの境地に至るまでの段階を10枚の絵で表したものでした。全員が最終的な悟りの境地にまでは至るわけではありませんが、これらのプロセスを知ることは、私たち一人ひとりが内的成熟を進めていく上でとても参考になるものと考えます。

また、このプロセスを歩んでいくことは、自分自身が成熟していく道のりでもあり、自分自身を解放していく道でもあります。このプロセスを進めていくには長い年月がかかり、また良き師との出会いも必要になってくるでしょう。長い道のりですが、「ありのままの自分」で塾生の皆さん、一歩ずつ歩んでいきましよう。  ~完~

笑楽日塾の活動は下記ホームページに記載されていますのでご参照ください。

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十牛図(前編)

設立以来毎年度末に発行している記念誌「笑楽日塾』もついに第6号になり3月6日(木)の塾会で配布されました。内容は「塾長の挨拶」から始まり、今回の主体で当ブログでもご紹介している「シニアの風」、最後は編集担当者による「編集後記」。その編集担当者の作品で挿絵(水墨画)の「十牛図」が編集後記に載っていましたので、今回と次回の2回に分けて紹介します。

先ずは塾長挨拶です。

記念誌「笑楽日塾」の編集担当者から2023年10月頃、記念誌6号発行の相談を受けて、「塾生の皆さんがこれまで寄せて下さった貴重な経験談が創刊号(平成31年4月)から第5号まで沢山載っている。第6号では塾生がその時々の思いや体験を綴った「シニアの風」を主体にして、そのほか塾生からの自主的な投稿を載せましょう」と提案がありました。どうしてそのような提案をしたのか、それは書き物に素人の私自身を振り返っても普段書き慣れていない事を苦手な文章に仕上げるにはかなりのエネルギーが必要で、それは私だけでなく塾生の皆様も似たようなことかなと勝手に解釈し、塾生の負担を軽くしたいと考えたからです。少し言い訳がましい話になってしまいました。

十牛図

十牛図は、悟りにいたる10の段階を10枚の図と詩で表したもので「真の自己」が牛の姿で表されているため十牛図と言います。真の自己を求める自己は牧人の姿で表されていて、十牛禅図や牧牛図とも言います。作者は、中国北宋時代の臨済宗楊岐派の禅僧。廓庵(かくあん)です。

第1段階 尋牛(じんぎゅう)牛を尋ね探す

自分とは何か。なぜ自分は存在し、生まれて、生きて、死んでいかなければならないのか。自分探しの旅に出ましたが、まださがしているものが分らず、手探りの状態です。(人には仏性が本来備わっているが、人はそれを忘れ、分別の世界に陥って仏性から遠ざかる)

第2段階 見跡(けんぜき/けんせき)牛の足跡をみつける

歩きまわって疲れが限界にきていた旅人は、自力で牛を探すことをやめました。そこでお経を読み、いろいろな人から教えをうけて牛のゆくえを追いました。そのたびに、いったい、誰の言うことが正しいのか、何を信じればいいのか分からなくなってきました。なぜなら、お経に書かれたり教えられたりした牛は、自分の牛ではないからです。

第3段階 見牛(けんざゅう)牛を見つける

ようやく牛を見つけました。しかし、牛はその姿の一部しか現れていません。向かいあう旅人と牛。そこには、まだ少しの距離があります。つかまえようとすれば、牛は逃げてしまうかもしれません。牛は、「こうなりたい」という自分自身の姿です。自分の本来持っている感覚や日々の行いなど、決して特別なものではない、というのが「十牛図」の教えです。

第4段階 得牛(とくぎゅう)牛を捕まえる

旅人は、牛を探し、足あとを見つけ、牛の姿を見ることができました。牛は自分の心です。旅人は、牛に縄をかけてつかまえました。でも安心はできません。油断をすれば、牛に引っ張られてケガをするし、見失ったり、道に迷ってしまいます。旅人が牛(自分の心)をおとなしくできるのか、それとも牛に引きずられてしまうのか。お互いを結ぶものは、一本の縄だけです。その牛は、長いこと野外の草むらにかくれていて気づかなかったですが、今になってようやく会うことができました。

第5段階 牧牛(ぼくぎゅう)牛を飼いならす

牧牛とは、「牛を飼いならす」という意味です。牛とは、自分自身のことでした。自分にとっての幸せや、こうなりたいという目標をあらわしています。厳しい修行の結果、妄想を絶ち切り、煩悩を脱して、ようやく飼いならすことができました。しかし、一度捕まえたからといって「悟った!」と油断してはなりません。飼いならし続けるには、常に鞭を打って戒めなければなりません。ひたすら心牛のことだけを想い、十分に飼いならした結果、牛の方から自分のところに近づいてきました。つまり、自分自身を飼いならすとは、自分のことを本当に知る、自分の知らない自分に気づく、ということです。

次回は十牛図の後半をお送りします。

 

笑楽日塾の活動は下記ホームページに記載されていますのでご参照ください。

 

本ブログの内容は、著者の個人的見解も多く含まれており、著者の所属する笑楽日塾の意見、方針を100%示すものではありません。

会報誌「笑楽日塾だより」シニアの風㉒

シニアの風も今回で22回目の投稿、32編目になりました。シニアの風には笑楽日塾塾生が硬軟様々な思いを書かれており、それぞれの多彩なお話しに敬服しっぱなし。今回は「上半期三題」と題し、2021年上半期に起きた塾生ご自身の出来事を書かれています。

この記事は3年前の笑楽日塾だより2021年7月号にコラムとして載ったものです。当時の時代背景をご考慮のうえお読みください。(塾生全員が持ち回りで書いています)。

 

「上半期三題」

第一題 - 初めての女孫誕生

私たちには、二人の息子がいます、長男のところには二人の男の子がいます。4月26日に次男のところに第一子となる女の子が誕生しました。このコロナ禍の中、無事生まれてきました。お嫁さんにも息子にも感謝です。赤ちゃんの誕生の電話をもらった後、ひそかに「名付け親」の依頼が来るかと名前を考えておりました。結局オーダーはなかったが、命名された名前には、候補に挙げていた名前の一字がありました。その漢字は「菜」です。半分名付け親の気分です。ワクチンの抗体ができる9月頃には、抱っこできることを楽しみにしている。

第二題 - 台湾からの便り

2000年4月から4年間、台湾の台南で台湾版新幹線工事に従事した。当時の庶務担当の女性と今も交流が続いている。工事完了後もたびたび台湾を訪れ、都度会って食事をして旧交を温めている。今年の1月に、日本のコロナ感染者の増大を気にしてくれて、何か欲しいものはないかとメールで聞いてくれた。

マスクをはじめ、感染防止対策の備品類には困っていないと伝えたが、後日小包が届いた。中身は、手指の消毒スプレー、不織布カラーマスク、白花油軟膏、「牛肉麺」インスタントラーメン、烏龍茶などであった。その後6月に、日本から贈ったコロナワクチンへの感謝のポスターを添付されたメールが届いた。東日本大震災など日本の災害発生のたびにたくさんの支援を頂いている台湾。互いに支えあう気持ちは大切にしたい。来年は、台湾に行けることを楽しみにしている。

第三題 - 阪神タイガース健闘

小学生の時からプロ野球は、阪神タイガースのファンである。毎年、優勝を願って試合を見ているが今年は春のオープン戦から好調である。シーズン開始前は、韓国プロ野球リーグから左右両打の三冠王と20勝と最多勝利を挙げた右投げピッチャーを獲得して戦力は整い優勝候補とみられていた。しかし、コロナの影響で二人とも一軍に合流できたのは6月になってから。この補強がないのに阪神は開幕から強く交流戦を終わったころには、貯金20となり宿敵巨人にも6ゲーム差をつける状態であった。今は新人連中も疲れが見え始め、2位とのゲーム差も少なくお尻に火が付いた状態だ。しかし、貯金はいまだ15個もあるし、後半戦も粘り切って何とかリーグ優勝、シリーズ優勝を決めてもらいたい。阪神は、最近の優勝はなく今年勝てば16年ぶりとなる。過去の優勝時は、海外勤務でじっくり観戦できていない、1985年吉田監督時はクウェート、2003年星野監督時は台湾、2005年岡田監督時はベトナム赴任中であった。今年こそ、秋に優勝の美酒をゆっくり味わうことを楽しみにしている。

以上

 

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会報誌「笑楽日塾だより」シニアの風㉑

シニアの風も今回で21回目の投稿、31編目になりました。シニアの風には笑楽日塾塾生が硬軟様々な思いを書かれており、それぞれの多彩なお話しに敬服しっぱなし。

今回は「雪に思う」と題し、雪が降ることによって人々に与えてくれる様々な恵やロマンチックな情景、時には激しく牙をむき人命をも襲う悲劇などに対しての思いを書かれています。

この記事は3年前の笑楽日塾だより2021年2月号にコラムとして載ったものです。当時の時代背景をご考慮のうえお読みください。(塾生全員が持ち回りで書いています)。

 「雪に思う」

令和3年は、日本海地方では例年より雪が多いというニュースが報道されているようです。目新しいものでは関越自動車道北陸道の豪雪による自動車の立往生です。雪の威力をまざまざと見せられたという気がします。今でも記憶に残っているのは、小説や映画にも取り上げられた「八甲田雪中遭難事件」です。すぐ近くは有名な酸ヶ湯温泉で、夏山に登れば穏やかな丘陵となっているようですが、自然の猛威の物語として、現在にも語り継がれています。

また、たまたま、中年時代に春・夏の登山経験があり、熊除けの鈴を腰につけ昇り降りしたものです。この時、よく出合うのが山鹿でした。この子たちが雪の季節にはどのような暮らしをしているのだろうか?少し気になった想いがあります。これを見れば人間は贅沢だとの思いにさせられました。

雪の話題が少ない首都圏でも、2月ごろになれば、降雪の日が二回くらい見舞うようで、その時の天気予報やニュース報道と交通機関の慌ただしさは、雪国から見たらいかがなものだろうか?

世界的歌手アダモの「雪が降る」のようにロマンチックな情景を醸しだす雪もあれば、冬季スポーツの一喜一憂を与える楽しみな雪、自然の猛威を遺憾なく剝き出しにする雪もあり、その千変万化の姿は話題には事欠かない自然の宝物と思っています。

この写真は、2018年5月11日の日経新聞に掲載されたもので、「富士山に春告げる『農鳥』8号目山肌に出現」の記事です。

記事の内容は:富士山8合目付近の山肌に、春の訪れを告げる「農鳥」が出現した。残雪が頭を上にして飛んでいく鳥のように見え、地元では古くから田植えや農作業を始める時期の目安とされるという。

「農鳥」は、富士山の歴史を紹介した江戸時代後期の書物「隔掻録(かくそうろく)」にも記述があり、例年は4月下旬~5月中旬に現れる。晴れの日が続けば、1週間ほどで消えてしまうという。 (日経記事)

富士山の伏流水を水源とする湧水の「忍野八海」は余りにも有名で、数十年前訪れた時には、富士山とのコントラストに絶句するような日本の原風景そのもののような感動に浸った想いがあります。また、この時の説明では、「富士山の雪が100年後にこの忍野八海に湧水となってやってくる!」でした。その時は、物事の一つの例えでしょうが、上手く言いますね!でした。

一昨年、久しぶりに忍野八海を訪ねてみました。ビックリしました。もう往時の日本の原風景の面影は限りなく薄く、変わらないのは「富士の霊峰」と「湧水」だけのように感じました。

また「豪雪の年は豊作だ!」とも聞かされます。日本の農業の基盤は、まだ、「お米」と思っていますが、この米の栽培には「水」が命です。雪によって貯蔵された深山から栄養たっぷりの清水が、水稲を育みます。豪雪による雪害に気をもみながら、この占いのような「豪雪=豊作」が当たって欲しいです。

それから、生活圏に供給する水道水においても、雪の少ない年には、水道事業には心配のもととなり、供給が深刻化することも間々あるようです。雪の他に台風もダムの貯水には欠かせないようですが、令和2年度は台風の上陸がないので、今年の雪は豪雪地帯では大変でしょうが、首都圏には少しの恵みになるのではないでしょうか。

イラストは、「雪の結晶」です。きれいですね!零下の気温により多様に変化すると言いますが、世界で初めて人工雪を作ることに成功した、元北海道大学教授の中谷宇吉郎博士の「雪は天から送られた手紙である」も崇高な研究者ならではの言霊(ことだま)のようで、シンシンと音もなく降りてくる雪に想いを馳せる者です。

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蕨市内の河津桜

2024年3月3日(日)絶好の散歩日和でしたので、市内数ケ所を回ってお花見(河津桜)をしてきました。

散歩コースは笑楽日塾塾生の1人が責任者として管理する「ふるさと土橋公園」他6ヶ所。

市内を回っている途中で遭遇したのですが、お花にはあまり興味のない方も。ふるさと土橋公園では、河津桜を見ながら「これは何の花かしら?」。蕨ゴルフクラブの前では「梅の花が咲いている!」。と話されている方がおられました。

テレビでは盛んに河津桜開花のニュースが流れているのに。

何れの場所でも蕨の河津桜は今が盛りでした。

 

今回のコースや桜の写真は一昨年のブログにも詳しく書いていましたので、こちらをご覧ください。

 

笑楽日塾の活動は下記ホームページに記載されていますのでご参照ください。

 

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コロナ禍明け初のリアル塾会

昨年の夏(2023年8月3日)、荒井貞夫塾長から次のようなメールが届きました。

塾生各位

年々暑さが厳しくなって、今日も外はもう36℃です。

お変わりございませんか。

8月10日はリアルな会合を行います。

当日は事前に人数分の買い物(飲食用)をしますので、各自出欠の確認を8月7日(月)までに返信してください。

17時30分開始―19時30分解散です。

という内容でした。

塾生全員が一堂に会して話し合う塾会は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、2020年2月20日開催以降中止。その後は感染者数も増減を繰り返していたためリアルな会合には踏み切れず、この後はパソコンに向かいZOOMと格闘の日々。各自が自宅から参加できるZOOMはコロナ禍において大変貴重なツールでした。そんなコロナ騒動も3年半経った2023年8月10日には落ち着いたと判断し、待ちに待った全員が同じ場所に集まり顔を合わせて行うことに。

≪会合の様子を翌日(2023年8月11日)塾長がまとめてくださいましたのでご紹介します。≫

2020年2月20日以来となる顔の見える塾会となりました。

会場は3年半前と同じ部屋でエアコン適度に効いて快適。気軽に楽しく談笑する事が出来ました。

事前に有志4名が近所のスーパーマーケットで食料の買い出し。お酒に詳しい塾生から美味しいワインの差し入れも場を盛り上げます。

世間話を始めいろいろな話題が語られました。意外にも病気とか健康とか体の事が話題に出なかったのは、各自がシニアとして充実した日々を過ごし、いろいろな所で何かしら関わりを持っていて、そこから生み出される豊富な話題を持っているからと感じました。

例えば、

・夏祭り(盆踊り)の準備を6月から始めて、8月に決算が終わった(約80万円近い費用)。2日間で4千人ぐらい踊った。

・公民館の建物検査を蕨市の委託を受けて実施した。それぞれの公民館で何らかの欠陥が見つかった。

マイナンバーカードのエラーが多い。入力間違いは何処にでもある。初期故障のようなもんだから軌道に乗るまで騒がない方がいい。同姓同名同誕生日もあり得るから名寄せしてもミスは生じるだろう。

・みんなが注目したことは蕨駅西口再開発だった。

蕨駅西口再開発の工事はいつから始まるのか気にされている方が多くおられます。8月2日に指名された大手建設会社3社による入札の結果、M建設が新築工事(28階建て2棟420戸)を受注したようです(公式発表はない)。9月から工事着工の見込みのようですがその前に近隣への住民説明会が開催されます。2022年8月から解体工事を請け負っていたT建設は今年6月20日に解体工事が完了した。

・議会も問題視していない問題としては、高さ3mの真っ白な塀で囲まれて中は見えないものの、その塀に「建設計画の概要」が貼り付けてある。それには竣工予定が2025年8月と記載されている。これから2年で完成する訳がない。コンサルタント会社は、竣工は2027年3月と見ている。

これから4年近く我々は駅へ行くのに迂回せねばならない。ロータリーが整備された蕨駅西口を一日も早く見たいもの。

笑楽日塾の活動は下記ホームページに記載されていますのでご参照ください。

本ブログの内容は、著者の個人的見解も多く含まれており、著者の所属する笑楽日塾の意見、方針を100%示すものではありません。

オンライン公開講座(7/7)

コロナ禍における笑楽日塾の活動「オンライン公開講座」を再度ご紹介しています。今回の第19回~第20回分が最終回になります。

第19回講座:加速する温暖化(1/5)

第19回講座:加速する温暖化(2/5)

第19回講座:加速する温暖化(3/5)

第19回講座:加速する温暖化(4/5)

第19回講座:加速する温暖化(5/5)

 

第20回講座:頼朝と義経~栄光と確執~(1/8)

第20回講座:頼朝と義経~栄光と確執~(2/8)

第20回講座:頼朝と義経~栄光と確執~(3/8)

第20回講座:頼朝と義経~栄光と確執~(4/8)

第20回講座:頼朝と義経~栄光と確執~(5/8)

第20回講座:頼朝と義経~栄光と確執~(6/8)

第20回講座:頼朝と義経~栄光と確執~(7/8)

第20回講座:頼朝と義経~栄光と確執~(8/8)

 

コロナ禍の笑楽日塾が開催したオンライン公開講座、20回分を再度ご紹介しました。講座の内容が皆様にとって興味をお持ちいただけましたら幸いです。

オンライン公開講座(6/7)

コロナ禍における笑楽日塾の活動「オンライン公開講座」を再度ご紹介しています。6日目の今回は第17回~第18回になります。

 

第17回講座:新幹線電車発祥の地はどこですか(1/6)

第17回講座:新幹線電車発祥の地はどこですか(2/6)

第17回講座:新幹線電車発祥の地はどこですか(3/6)

第17回講座:新幹線電車発祥の地はどこですか(4/6)

第17回講座:新幹線電車発祥の地はどこですか(5/6)

第17回講座:新幹線電車発祥の地はどこですか(6/6)

 

第18回講座:手漉き和紙の里探訪記(1/6)

第18回講座:手漉き和紙の里探訪記(2/6)

第18回講座:手漉き和紙の里探訪記(3/6)

第18回講座:手漉き和紙の里探訪記(4/6)

第18回講座:手漉き和紙の里探訪記(5/6)

第18回講座:手漉き和紙の里探訪記(6/6)


明日は第19回~第20回分が最終回になります。

オンライン公開講座(5/7)

コロナ禍における笑楽日塾の活動「オンライン公開講座」を再度ご紹介しています。5日目の今回は第14回~第16回になります。

 

第14回講座:環境にやさしい緑のカーテン(1/3)

第14回講座:環境にやさしい緑のカーテン(2/3)

第14回講座:環境にやさしい緑のカーテン(3/3)

 

第15回講座:海外コンサルタント生活タイ、カンボジア編(1/4)

第15回講座:海外コンサルタント生活タイ、カンボジア編(2/4)

第15回講座:海外コンサルタント生活タイ、カンボジア編(3/4)

第15回講座:海外コンサルタント生活タイ、カンボジア編(4/4)

 

第16回講座:日本人だから知っておきたい箸のマナー(1/4)

第16回講座:日本人だから知っておきたい箸のマナー(2/4)

第16回講座:日本人だから知っておきたい箸のマナー(3/4)

第16回講座:日本人だから知っておきたい箸のマナー(4/4)

 

明日は第17回~第18回になります。

オンライン公開講座(4/7)

コロナ禍における笑楽日塾の活動「オンライン公開講座」を再度ご紹介しています。4日目の今回は第11回~第13回になります。

 

第11回講座:蕨城主 渋川氏の話(1/4)

第11回講座:蕨城主 渋川氏の話(2/4)

第11回講座:蕨城主 渋川氏の話(3/4)

第11回講座:蕨城主 渋川氏の話(4/4)

 

第12回講座:下水道の深~い話

 

第13回講座:シニアの地域活動(1/6)

第13回講座:シニアの地域活動(2/6)

第13回講座:シニアの地域活動(3/6)

第13回講座:シニアの地域活動(4/6)

第13回講座:シニアの地域活動(5/6)

第13回講座:シニアの地域活動(6/6)

 

明日は第14回~第16回になります。

オンライン公開講座(3/7)

コロナ禍における笑楽日塾の活動「オンライン公開講座」を再度ご紹介しています。3日目の今回は第9回~第10回になります。

 

第9回講座:ビールの話(1/4)

第9回講座:ビールの話(2/4)

第9回講座:ビールの話(3/4)

第9回講座:ビールの話(4/4)

 

第10回講座:マンションの話題(1/4)

第10回講座:マンションの話題(2/4)

第10回講座:マンションの話題(3/4)

第10回講座:マンションの話題(4/4)

 

明日は第11回~第13回になります。

オンライン公開講座(2/7)

コロナ禍における笑楽日塾の活動「オンライン公開講座」を再度ご紹介しています。2日目の今回は第5回~第8回になります。

 

第5回講座:弓道の真善美(1/4)

第5回講座:弓道の真善美(2/4)

第5回講座:弓道の真善美(3/4)

第5回講座:弓道の真善美(4/4)

 

第6回講座:電動機と製鉄(1/2)

第6回講座:電動機と製鉄(2/2)

 

第7回講座:蕨の土地

 

第8回講座:個人情報とは

 

明日は第9回~第10回になります。

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