今年の夏は真夏日と猛暑日のオンパレード。昨今のお天気ニュースでは「真夏日は9月一杯続く」とか。暑い日が続いていますので、今回も前回に続き地球温暖化問題です。
地球温暖化がすすむと気候が変わり、雷の落ちる回数を増やすと言われています。世界の平均気温が1度上昇するごとに落雷が約12%増加し、仮に2100年までに気温が4℃上がると、落雷の回数は1.5倍になるとの説も。
関東ではこの夏、いつもの年よりも雷が多く発生しています。埼玉県の南部に位置する我が家には雷の直撃こそありませんでしたが、落雷によりテレビから画像が消えたことも数回。
雷について調べたら、6月26日が「雷記念日」だそうです。雷にも記念日があったんですね。初めて知りました。『930年(延長8年)6月26日平安京の清涼殿に落雷があり、大納言の藤原清貫が亡くなった。これが菅原道真をおとしいれて大宰府に左遷させた藤原一族に対し、菅原道真の祟りだと信じられるようになり、その後、菅原道真は雷の神・天神と呼ばれるようになった』とのこと。
地球温暖化は台風が大型化して大きな水害の頻発や、落雷が増えて山火事等自然災害が増えます。笑楽日塾では「笑楽日塾だより2021年11月号」の塾長挨拶に、地球温暖化問題を【真鍋博士ノーベル賞受賞と笑楽日塾での学び】と題して書かれています。以下にご紹介しますが、この記事は3年前笑楽日塾だよりに載ったものです。当時の時代背景をご考慮のうえお読みください。
日本では、近年、大きな水害が毎年発生する、毎年やってくる台風が大型化している、地球上で山火事や大干ばつが起きているこれらの現実をみていると、その原因は何か、それは温暖化が原因だと言われてきました。
私は白状しますと、「地球温暖化の原因が二酸化炭素である。だからこれを削減しなければならない」という事が理解出来ませんでした。
笑楽日塾では、2年前から、地球環境改善やSDGsの勉強を始めました。ちょうど今から2年前に埼玉県環境アドバイザーの前田則義様にご講演頂きました。
前田様には今年9月9日にも、このオンライン講座で「環境にやさしい緑のカーテン」という地球温暖化への庶民サイドの取り組みについて講演して頂きました。この様子は10月1日から7日まで蕨ケーブルビジョン株式会社がWink特別番組で放送して下さいましたので、多くの市民が視聴されたことと存じます。そのような事があって、私も地球温暖化へ理解が少し進んでいたところです。
そして2021年10月5日真鍋博士のノーベル賞受賞が発表され、日本中が湧きました。地球温暖化研究が認められたのです。
気温、気圧、風向きなど大気中の複雑な現象を物理法則に基づいて数式で示し、コンピューターで計算する方法を編み出されました。二酸化炭素などが温暖化を引き起す事を否定する科学者や大統領(パリ協定から脱退した)もいましたが。
真鍋博士へのノーベル賞が発表され、私たち笑楽日塾が地道に取り組んできた勉強会は無駄ではなかった、真鍋博士の研究成果を新聞で読んで、私も少し勉強しておいて良かったと思いました。
真鍋さんは「二酸化炭素の濃度が2倍になれば、地表付近の温度が2℃以上上がる」とする論文を1967年に発表しました。54年前でした。
「太陽から届くエネルギーと地球からの放出のバランスを計算すると、地上の温度はマイナス18度℃となる。我々が暮らせるのは温暖化効果ガスのおかげだ。大気が熱の放出を防ぐことで、地球全体の気温が上がる、それが温室効果」。
地球は太陽の熱を受けて温められる一方、たまった熱は赤外線として宇宙に放出される」。
そのような理屈も理解出来るようになりました。
温暖化対策の世界ルール「パリ協定(COP25)」は産業革命前からの気温上昇を1.5℃に押さえる努力目標を掲げ、2020年から本格的に始動しました。2050年までに温室効果ガス(二酸化炭素・メタンガス・フロンガス)を実質ゼロにしなければならないと言う事が私にもようやく分かってきました。
以上
笑楽日塾の活動は下記ホームページに記載されていますのでご参照ください。
≪ 重 要 ≫
本ブログの内容は、著者の個人的見解も多く含まれており、著者の所属する笑楽日塾の意見、方針を100%示すものではありません。