笑楽日塾の事件簿blog

笑楽日塾の事件簿

就労からリタイアした、又はリタイア間近な男性に読んでいただき、リタイア後も家にこもりきりにならないで社会と繋がりを持つための参考にしていただけたら嬉しく思います。

真鍋博士ノーベル賞受賞と笑楽日塾での学び

笑楽日塾では毎月末に塾生向けの「笑楽日塾だより」を発行し、「塾長挨拶」「塾会報告」「シニアの風」等の記録を残しています。今回は2021年11月号に載った荒井塾長の挨拶文をご紹介しますが、3年前の記事ですので当時の時代背景をご考慮のうえお読みください。

日本では、近年、大きな水害が毎年発生する、毎年やってくる台風が大型化している、地球上で山火事や大干ばつが起きている、これらの現実をみていると、その原因は何か、それは温暖化が原因だと言われてきました。

私は白状しますと、「地球温暖化の原因が二酸化炭素である。だからこれを削減しなければならない」という事が理解出来ませんでした。

笑楽日塾では、2年前から、地球環境改善やSDGsの勉強を始めました。

 

ちょうど今から2年前に埼玉県環境アドバイザーの前田則義様にご講演頂きました。

前田様には今年9月9日にも、このオンライン講座で「環境にやさしい緑のカーテン」という地球温暖化への庶民サイドの取り組みについて講演して頂きました。この様子は10月1日から7日まで蕨ケーブルビジョン株式会社がWink特別番組で放送して下さいましたので、多くの市民が視聴されたことと存じます。そのような事があって、私も地球温暖化へ理解が少し進んでいたところです。

そして2021年10月5日真鍋博士のノーベル賞受賞が発表され、日本中が湧きました。地球温暖化研究が認められたのです。

気温、気圧、風向きなど大気中の複雑な現象を物理法則に基づいて数式で示し、コンピューターで計算する方法を編み出されました。二酸化炭素などが温暖化を引き起す事を否定する科学者や大統領(パリ協定から脱退した)もいました。

真鍋博士へのノーベル賞が発表され、私たち笑楽日塾が地道に取り組んできた勉強会は無駄ではなかった、真鍋博士の研究成果を新聞で読んで、私も少し勉強しておいて良かったと思いました。

真鍋さんは「二酸化炭素の濃度が2倍になれば、地表付近の温度が2℃以上上がる」とする論文を1967年に発表しました。54年前でした。

「太陽から届くエネルギーと地球からの放出のバランスを計算すると、地上の温度はマイナス18度℃となる。我々が暮らせるのは温暖化効果ガスのおかげだ。大気が熱の放出を防ぐことで、地球全体の気温が上がる、それが温室効果」。

地球は太陽の熱を受けて温められる一方、たまった熱は赤外線として宇宙に放出される」。

そのような理屈も理解出来るようになりました。

温暖化対策の世界ルール「パリ協定(COP25)」は産業革命前からの気温上昇を1.5℃に押さえる努力目標を掲げ、2020年から本格的に始動しました。2050年までに温室効果ガス(二酸化炭素・メタンガス・フロンガス)を実質ゼロにしなければならないと言う事が私にもようやく分かってきました。

以上

 

笑楽日塾の活動は下記ホームページに記載されていますのでご参照ください。

 

本ブログの内容は、著者の個人的見解も多く含まれており、著者の所属する笑楽日塾の意見、方針を100%示すものではありません。

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