笑楽日塾の事件簿blog

笑楽日塾の事件簿

就労からリタイアした、又はリタイア間近な男性に読んでいただき、リタイア後も家にこもりきりにならないで社会と繋がりを持つための参考にしていただけたら嬉しく思います。

笑楽日塾塾生の輪

笑楽日塾ではコロナ過でも欠かすことなく毎月1回のペースでオンライン塾会を開催しています。また、塾会の他にもメンバー各自の近況やら最近感じていることなどを、メールでやり取りしてスキルアップに努めています。趣味の紹介や子供の頃の思い出・参加するイベントを紹介など。

先日は私が男の料理「中国の田舎の鍋料理ピェンロー」のことをメール発信しましたので、今日はそのことを書いてみます。

その時送信したメールの内容です。

『先日家内が「帰りは遅くなる」と言って出かけてしまい、久しぶりに私が晩御飯を作ることになりました。

私が作ったものは、舞台美術家でエッセイストの妹尾河童氏が日本に広めたと言われる、ピェンロー(ペンロウという方もおられます)という中国の田舎料理で、とにかく白菜をいっぱい食べる鍋料理です。

20年以上前になりますが、当時仕事のお付き合いで仲良くさせていただいたお得意先の担当者様から「男の料理」として教えていただきました。

最近はスーパーなどで鍋用の美味しいスープが売られていますので、これ等を使えば間違いのないものができると思いますが、素朴で飽きの来ない味のピェンローも捨てがたいものです。

笑楽日塾の記念誌(毎年4月に発行している)のネタにしようかとも思いましたが、それだと鍋のシーズンが終わってしまうので本日(16日)ご紹介します。作り方や食べ方は添付資料に詳細が書かれていますのでご覧ください。(添付資料は「河童のスケッチブック」の中からピェンローの部分を抜粋したものです)。

私の場合は添付資料をアレンジして調理方法を簡略化し、乾燥シイタケの代わりに「ほんだし」や「いりこだし」等を使ってみたり、昆布も顆粒のものを使ったりしています。

取り皿の中で自分の味を作るため塩分摂取が多くなりがちですが、気を付けて他の調味料でカバーしましょう。二人で食べても大勢で食べても美味しいですよ。』

メールにはこのようなことを書き、添付資料には下記の河童のスケッチブックを紹介しました。

以下は「文芸春秋 妹尾河童 著 河童のスケッチブック」の冒頭部分抜粋です。

『扁炉(ピェンロー)』

冬になると、何人もの友人たちから、

「寒くなりましたね」

と電話がかかってくる。日ごろ季節の挨拶などするはずのない奴が、わざわざ電話をかけてくるのだから、その魂胆はすぐにバレる。

それは我が家の「ピェンロー」と呼ぶ鍋料理を食べさせろ、という催促である。この前の冬も、一週間に客が入れ替わり立ち替わりで、なんと三回も作らされたことがあった。でも飽きないから不思議だ。我が家に出入りしている連中の人気投票では、この鍋は常に第一位で、その座を三十数年間も守りつづけている。

以上「文芸春秋 妹尾河童 著 河童のスケッチブック」より「ピェンロー」の冒頭部分を引用させていただきました。これだけでも河童氏の周囲では以前から「ピェンロー」が、大変な人気だったということがお分かりになると思います。

ピェンロー鍋はdancyu他、様々な雑誌などでも紹介されており、今では知名度もかなり高いものになっていると思います。私も20人位の方にお教えしていますので多少は貢献しているかも。しかし、存在を知らしめた元祖はやはり妹尾河童氏の「河童のスケッチブック」でしょう。

この鍋料理「ピェンロー」のレシピや召し上がり方は、大勢の方が様々な方法をネット上に紹介していますので省きますが、興味を持たれた方は「河童のスケッチブック ピェンローで検索してみてください。この中からご自分に合ったものを選び、作り方や食べ方を参考にしてお試しになられては如何でしょうか。

なお、笑楽日塾の活動は下記ホームページに記載されていますのでご参照ください。

本ブログの内容は、著者の個人的見解も多く含まれており、著者の所属する笑楽日塾の意見、方針を100%示すものではありません。

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