笑楽日塾の事件簿blog

笑楽日塾の事件簿

就労からリタイアした、又はリタイア間近な男性に読んでいただき、リタイア後も家にこもりきりにならないで社会と繋がりを持つための参考にしていただけたら嬉しく思います。

三学院の仁王門

笑楽日塾ではコロナ禍の中でも毎月1回のオンライン塾会を欠かすことなく開催しており、何ともパワフルな高齢者集団ということがお分かりいただけることと思います。

三学院の記事も6回目になり今回は仁王門をご紹介します。また、このシリーズは全て塾会の中でも発表されており、塾生全員で共有をしています。塾会も今はまだオンラインによるモニターでの顔合わせですが、盃を酌み交わす塾会が早く来ることを願ってやまない日々です。

≪仁王門≫

仁王門とは金剛力士像(仁王像)を安置してある社寺の門のことで、門の左右には阿形(あぎょう)・吽形(うんぎょう)の仁王様が一対で寺院の境内を守るために安置されています。

三学院の仁王門は江戸時代の建造で近年修復工事が行われています。嘗て笑楽日塾のフィールドワークで伺ったときにはまだ工事の最中でしたが、今では工事も終わり大変綺麗な門や仁王様を見ることがでます。阿形仁王像は目がくりっとしていて親しみのあるお顔。吽形仁王像の方は凜々しいお顔です。

門には金亀山の額が掲げられており、「寛文壬寅(かんぶんみずのえとら)六月一日 洛東 妙門運敬書」の文字も見えます。

天井には2匹の龍が描かれていますが何回か描き直されているそうで、最後に書かれたのは1961年といわれています。また、この龍は目に特徴があるらしいのですが絵が劣化しているせいか不鮮明です。

蕨市では子供たちに「私たちのまち蕨市について遊びながら楽しく学び、郷土を愛する心を育てていきたい」という願いから作られた「わらび郷土かるた」があります。

この中で三学院の仁王様のことも「ぬっと出した手 三学院の 仁王様」と読まれています。これは吽形仁王像のことでしょう。

https://www.city.warabi.saitama.jp/shogaigakushu/bunka/kanko/1002201.html

三学院の惣門に続く参道脇の塀と、仁王門の両側にある塀には、定規筋(じょうぎすじ)と呼ばれる白い線が5本あります。もともとは門跡寺院の証として5本の線を引いたのが始まりのようですが、3本筋や4本筋の寺院もできて筋の数がお寺の格式を表すようになったとか。

以上が三学院のご紹介第6回目で、仁王門でした。

 

なお、笑楽日塾の活動は下記ホームページに記載されていますのでご参照ください。

 

本ブログの内容は、著者の個人的見解も多く含まれており、著者の所属する笑楽日塾の意見、方針を100%示すものではありません。

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