笑楽日塾の事件簿blog

笑楽日塾の事件簿

就労からリタイアした、又はリタイア間近な男性に読んでいただき、リタイア後も家にこもりきりにならないで社会と繋がりを持つための参考にしていただけたら嬉しく思います。

手漉き和紙の里探訪記(1/6)

2022年1月13日(木)20時より、笑楽日塾 オンライン公開講座 PartⅡ第6回「手漉き和紙の里探訪記」が開催されました。講師は当笑楽日塾塾生が務めて手漉きと機械漉きはどう違うのか、材料や作り方など手漉き和紙の疑問に答えるとともに、日本の原風景ともいえる全国各地の和紙の里を古地図と現地の写真を見ながら解説してくださいました。今回は公演内容を6回に分けて水曜日と土曜日に投稿しますのでご期待ください。

≪荒井塾長挨拶≫

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あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。

今夜は今年初めてのオンライン公開講座にご参加いただき誠にありがとうございます。オンライン公開講座開催に当たり一言ご挨拶申し上げます。

新しい年にふさわしい明るい話題でこのオンライン公開講座を幕開けしようと考えてきましたが、世の中にはいろいろと困ったことが起きるもので、昨年暮れに南アフリカで突然新型コロナウイルスのオミクロン株が見つかってしまいました。皆様も同じだと思いますが、それまで落ち着いていた日常が一変してしまいました。1週間前と比べる感染データが毎日発表されていますが、感染者の数は日々急激に増えています。今更ながらにこの病気の大変さに驚き、自分は大丈夫なのかと緊張しています。

びっくりしたのは、この蕨で1月8日に突然9人の感染者が出たことです。10日に3人11日は6人と発表され、私が予定していた約束もお断りしなくてはならない羽目になりました。

そんな中でも学校は一昨日から3学期が始まり周りの子供達も元気に登校していますので、私達シニアも負けてはいられません。(注:1月13日現在です。)

今夜はオンライン公開講座 PartⅡ第6回でございます。このオンライン講座が、私たちが知っているようでいて実は知らなかった扉を開け、皆様に「今夜も参加してよかった」と喜んでいただけることをお願いしてPartⅡの6回目の公開講座開催の挨拶と致します。

今夜は「手漉き和紙の里探訪記」と題しまして塾生の菊地正浩さんが、伝統文化を守る懐かしい風景が宿る手漉き和紙の里について語ってくださいます。ご期待ください。

≪菊地正浩塾生講演≫

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只今ご紹介いただきました塾生の菊地正浩でございます。今日のお話は手漉き和紙の里探訪記、そしてなぜ今手漉き和紙なのかについてお話させていただきます。手漉きと機械漉きはどう違うのか、手漉き和紙の材料や作り方などの疑問にお答えいたします。私は、九州の八女、四国の土佐、出雲の黒谷、美濃、越前、加賀、越後、等々日本の原風景ともいえる全国各地の「紙里」を訪ね回りました。

日本は紙の国で、古民家には障子や襖等に和紙が大変多く使われていました。今、紙里はどうなっているのか。これから紙里はどうなっていくのか。伝統文化を守りながら懐かしい日本の風景を残す手漉き和紙の里はもはや消えゆく運命なのだろうか。全国の紙里を廻りながらこのような疑問をもってしまいました。

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ここにご紹介する冊子国土交通省国土地理院が出している「地図中心」という月刊誌で、特集「和紙を漉く里」の中に拙著「和紙の里探訪記」が紹介されました。

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流石は国土地理院で、北海道から沖縄まで私が訪ねた全国277ヶ所を綺麗に地図上に落とし込んでくれました。

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また、個人的にはこのように手書きのものを残しています。

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和紙については東京都北区王子の飛鳥山に「紙の博物館」があります。ここには「手漉き和紙の今」として手漉き和紙をたくさん展示し、それぞれの説明がなされています。ご興味を持たれた方は是非訪ねてみてください。隣には主に北区の郷土資料を扱っている「北区飛鳥山博物館」と、晴天を衝くの「渋沢史料館」もあります。

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「手漉き和紙の里探訪記」6回シリーズ1回目をご紹介しました。北海道から沖縄まで277ヶ所の紙里を訪ねたご努力には、先輩に対して大変失礼ながら敬服いたします。

飛鳥山は花見の名所で「八代将軍徳川吉宗が約300年前に江戸っ子たちの行楽の地とするために飛鳥山を桜の名所にした」とか。ここには3つの博物館が並び、博物館ゾーンになっているようです。蕨からは電車で20分、コロナが収束したら行ってみたいと思います。

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現在笑楽日塾では皆様がご自宅から参加できるオンライン公開講座(無料)『あなたの知らなかった世界への扉を開いてみませんか』を開催しています。今までとは違った世界へ興味をお持ちの方は是非ご参加ください。

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また、2月10日(木)に開催されたオンライン公開講座Part-Ⅱの第7回「地球温暖化とは何か」は、『蕨ケーブルビジョン㈱Wink』のウインクパラダイスで、3月11日(金)~3月17日(木)まで1日2回(10時~、及び20時~)放送します。しかし、残念ながら蕨市内の方しかご覧になれません。市外の方でオンライン公開講座受講をご希望の方は次のID番号でご参加ください。Zoomの参加ID番号は 817 2214 7316 です。

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オンライン公開講座Part-Ⅱの第8回は3月10日(木)20時より、「頼朝と義経(栄光と確執)」と題し、笑楽日塾塾生が解説してくださいます。今、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では描ききれない世界、奥州から頼朝の下へ85騎で駆け付ける義経が、蕨のお隣川口で軍勢を整えたという話からスタートいたします。私たちの知らない世界はまだまだありますのでご期待ください。

なお、オンライン公開講座のご案内は下記『笑楽日塾』のホームページに記載されていますのでご一読ください。

本ブログの内容は、著者の個人的見解も多く含まれており、著者の所属する笑楽日塾の意見、方針を100%示すものではありません。

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