笑楽日塾の事件簿blog

笑楽日塾の事件簿

就労からリタイアした、又はリタイア間近な男性に読んでいただき、リタイア後も家にこもりきりにならないで社会と繋がりを持つための参考にしていただけたら嬉しく思います。

第23回笑楽日塾定例塾会(オンライン)

2020年10月22日オンライン会議としては2回目の定例塾会が開催され、7つの議題について話し合いました。

世の中を騒がせている新型コロナウイルス大騒動に対して『特効薬もしくはワクチンが全人類に行き渡るのは何時になるのだろうか』と、とても心配かつ不安な日々を過ごしている最中、今回の議題で興味深かったのは塾生が講師の塾内講座『「日本人はコロナを克服。年末に終焉」説の概要』というものでした。私にはかなり難しい話でしたので置いて行かれないよう必死で食いついていました。

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京都大学上久保靖彦氏吉備国際大学高橋淳氏などの研究グループがヨーロッパで3月27日に論文投稿した『すでに多くの日本人は免疫を獲得しているので、新型コロナウイルスを恐れる必要はない』というもの。

新型コロナウイルスはS型(先駆け)⇒K型(欠ける)⇒G型(Global)の順に変異し、S型とK型は弱毒タイプでG型は強毒タイプ。G型には武漢G型欧米G型がある。

新型コロナウイルス流行の時系列はS型が2019年12月下旬頃から中国で広まり、観光客などを通じて日本に入ってきていたが弱毒タイプだったため感染しても気が付く人はいなかった。次に2020年1月中旬にS型から変異したK型が日本に大量に上陸したがやはり弱毒タイプ。

武漢では重症の肺炎を引き起こす強毒の武漢G型が発生したため、欧米では2月1日に中国全土からの入国を禁止したが、日本は武漢からの入国を禁止したものの中国全土からの入国禁止は遅れて3月になった。

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S型とK型は、感染しても無症状か軽症だったが、武漢で変異して発生したG型は重症の肺炎を起こしたため世界中の注目を集めることになる。

日本は中国全土に対する入国禁止が遅れて3月になったため、その間に観光客などを通じてK型も大量に入ってきていた。幸いにもK型はT細胞免疫を非常に活発化するためG型と対抗することが出来、日本人の多くが獲得した免疫でG型を撃退して『日本は世界の謎』と言われるほど死者の数が少なくて済んだ。

なお、欧米ではまだK型が入っていない段階の2月1日に中国からの入国を禁止した結果S型しか入っておらず、ウイルスの増殖を盛んにする「抗体依存性免疫増強」が引き起こされたため重傷化し、G型に対抗するT細胞免疫が出来ずに多くの死者を出すことになってしまった。

S型は感染してもG型の感染を防げないが、K型に感染するとG型に対する免疫として働くため、日本ではK型の流入がG型の蔓延を防いだものと考えられる。

以上のようなことから上久保先生は『日本は既に集団免疫が達成されており、日本人の多くは免疫を獲得しているので新型コロナウイルスを恐れる必要はない』『年内には新型コロナは終焉を迎える!』『ソーシャルディスタンスやマスクの必要はなく、三密を避けることもない』と発表しています。

完璧にウイルスをシャットダウンし続けると免疫が無くなってしまうので、適度な暴露(さらすこと・被爆すること)は免疫の退化を避けるために必要だとも。

聞いている私としては、今まで教えられてきた常識と180度違う意見に驚きましたが、これだけ理詰めに話されると『ひょっとしたら本当はこれが正しいのかな?』とも。

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日本は言論の自由が認められている国ですから当然のこととして反論もあり、臨床獣医師の方からは上久保先生の論文に対して『計算の前提の根拠が明白ではなく、前提そのものが間違っている。また上久保氏は計算結果を実験等で実証していません。』等の反論が出ているとのこと。

本日の講師からは『上久保氏の論文は傾向として正しいと思うものの、3月末に発表した論文のため2月や3月に集めたデータでは今の実態とは少し外れているのかな』との感想も。

また、上久保先生は10月4日放送の『ビートたけしのTVタックル』にも出演されたとか。

以上が本日の塾生による講座内容の概略ですが、根拠となる計算式の説明や図・グラフなどを提示しながら丁寧にお話いただき、感謝です。

塾会終了後に『ビートたけしのTVタックル』の該当番組をネットで調べてみると、上久保先生は『日本人の多くは免疫を獲得しているため「ソーシャルディスタンスやマスクの必要はない、三密を避けることもない」』等の持論を述べられたようで、これに対しては他の出演者や視聴者からかなりの反発を受けて物議を醸していました。

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上久保先生擁護派の松田政策研究所の松田学氏はご自身のYou Tubeの中で『放送後、上久保先生にお聞きしたら「一 番話したかったことは収録後の編集でカットされて放送されず、番組の都合の良い部分だけを切り取られてしまった。また、高齢者や基礎疾患を持った方は重症化するので要注意とも話したが放送では無くなっていた」と話されていた』とのこと。

私にはどちらが正しいのか分かりませんが時間が経てばはっきりするでしょうから、これから先どう展開していくのか見守りたいと思います。

10月8日に行われた第3回オンライン公開講座「江戸の大名庭園」は『蕨ケーブルテレビWink』で放送します。
放送日時は11月6日(金)~11月12日(木)の間で、ウインクパラダイス10時~、及び20時~、の1日2回です。しかし、残念ながら蕨市内の方しかご覧になれません。市外の方で第4回以降の視聴をご希望の方は是非オンライン講座にご参加ください。

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現在笑楽日塾では皆様がご自宅から参加できるオンライン公開講座(無料)『あなたの知らなかった世界への扉を開いてみませんか』を開催していますので、今までとは違った世界へ興味をお持ちの方は是非ご参加ください。

また、第4回オンライン公開講座は11月12日(木)20時より当笑楽日塾塾長荒井貞夫が満を持して登場します。「鉄道のはじまり」と題して、幕末から明治への大激動の時代に近代日本発展の先駆けとなった鉄道の始まりについてお話しします(注:かなりの鉄道お宅です)。

なお、第5回以降のオンライン公開講座のご案内は下記『笑楽日塾』のホームページに記載されていますのでご一読ください。

次回は花見の宴です。

≪ 重 要 ≫

本ブログの内容は、著者の個人的見解も多く含まれており、著者の所属する笑楽日塾の意見、方針を100%示すものではありません。

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